瀧野川女子学園中学校
高校1年生に向け、文理選択・コース説明会が行われました
ごきげんよう。
本日は中高一貫4年生を含む、高校1年生向けに文理選択およびコース説明会が行われました。
生徒たちは将来の進路を見据えて、高校2年生から一部の授業の科目が選択制になります。また、生徒によっては自分のやりたいことを叶えるため、コースの変更についても検討する機会になります。
✏️文理選択✏️
厚生労働省のデータによると、世の中には17,000種類もの職業があります。つまり、私たちがパッと思いつくよりも遥かにたくさんの職業が存在するのです。なりたい職業によって必要な知識が変わってくるので、自分の将来なりたい職業を見据えて文系・理系を選択できることが望ましいです。
説明会では、具体的な職業をあげながら、どの職業であれば文系・理系のどちらに進むのが良いか、一つの職業でも文系・理系、それぞれに強い側面の分野があることなど、詳しく説明がありました。
まだやりたいことが決まらず文理の選択が決められない場合は、自分の興味関心を探ること、教科の得手不得手を考えてみること、担当科目の先生にその科目が好きな理由を聞いてみること、などアドバイスがありました。
また、希望の進路を叶えるために苦手な教科の勉強が必要となる場合、安易に苦手なものを避けず、積極的な進路選択を行うことを推奨します、というお話もありました。
✏️コース選択✏️
将来やりたいこと、なりたい職業を見据えて文系・理系を選択する場合、現在選択しているコースが将来の希望と合致しない場合があります。この場合、2年生進級時にコースの転換希望を図ることが可能です。少しでも希望がある人は、先生に相談し、期日までに希望を申請しましょう、とのお話がありました。
✏️科目選択・ゼミ選択✏️
文系・理系それぞれにおける選択科目の種類や、選択の基準について説明がありました。どの科目を選ぶのが良いか、先生からは受験や生徒たちの将来の展望を踏まえた上での具体的なアドバイスもありました。
高校2年で選択した科目は、単位の関係で高校3年生でも継続してその科目を勉強することになるので、「途中で変えられない」という点も選択基準の一つになります。
ゼミは、教科の枠を超えて選択する科目です。自分の視野を広げるためにも、生徒たちには興味のある分野で自分たちの「好き」や「やりたい」を探究していってもらいたいです。
冒頭、進路指導主任の先生より「進路の選択は、自分の将来を見据えて、自分でしっかり選択して決めましょう」というお話がありました。誰の将来でもない自分自身の将来を決める上でとても大切な心構えです。
保護者の方や先生としっかり相談して、3年後の大学受験、またはその後の将来に結びつくような良い選択をしましょう!