瀧野川女子学園中学校
総合的な学習発表会を開催いたしました
ごきげんよう。
本日は中高一貫1年生〜3年生が総合的な学習発表会を行い、日頃の授業の成果を保護者の方に見ていただきました。
瀧野川女子学園の総合的な学習では、週に1回6年間の必修授業として、弓馬術礼法小笠原流の先生による「礼法」、古流松藤会の副総司上席による「華道」、江戸千家の実力者による「茶道」、の授業を行っています。
👘礼法👘
中学1年生は礼法の発表を行いました。
2限は椅子の座り方、お客様へのお茶の出し方などの所作を習いました。お茶の出し方は生徒同士がペアになり、お茶を出される役と、お茶を出す役を交代で実演しました。
実際にやってみると、茶托の持ち方や角度、どの段階でどういった所作をするのかなど、一連の動きの中で気を配らなければならないことがたくさんあります。
先生は「なぜそうするのか」理由も合わせて丁寧に教え、生徒達も真剣に聞き、実演していました。
3限は机の配置を変え、保護者の方と一緒に小笠原流の“包み”を体験しました。
本日は身近な“草花包(草花づつみ)”と“木花包(きばなづつみ)”に挑戦しました。
MetaMojiで共有された作り方の説明書を最初にみんなで確認してから、実践です。
紙を折る角度や位置など、苦戦しながらもみなさんとても素敵に折り上げました!
🌸華道🌸
中学2年生は華道の発表を行いました。
2限は季節の花を使い、各々の作品を生けました。花の丈や、花を挿す角度や位置に悩みながら、みなさん思い思いに生けて行きます。葉の落とし方一つでも印象が変わるため、迷ったら先生に相談しながら生けていきます。
座席後方に追加して良い花が並べてあるので、生徒によっては花を追加して表現にバリエーションを出していました。
3限は2〜3名のグループになって、“リレー華道”に挑戦しました。グループのメンバーで順に花を生け、みんなで一つの作品を作り上げます。
生ける花の色や角度、花の丈など、グループのメンバーと相談しながら花を生けていきます。
迷った時は、少し遠巻きに作品を確認してバランスを調整しながら作品を作りました。
🍵茶道🍵
中学3年生は茶道の発表を行いました。
2限は茶器の名称や役割、襖を開けるところからの所作を確認しました。
襖の開け閉め一つ取っても、手の当て方、戸の引き方、足の動き、立ち方と覚えることが盛り沢山です。生徒達は先生のお手本を見ながら、一つ一つの所作を丁寧に実践していました。
3限は保護者の方にお茶を振る舞いました。襖を開け、部屋に入り、お茶を点て、お茶を飲んでいただいてから片付けるまで、一通りの所作を披露しました。
生徒達は緊張しながらもおもてなしの気持ちで精一杯お茶を点て、来校して下さった保護者の方にお茶を振る舞いました。