瀧野川女子学園中学校
瀧野川女子学園、独自の必修授業「創造性教育」
ごきげんよう。
11/26(土)は、中学受験生及び高校受験生向けに学校説明会を開催いたしました。
◆学校説明会◆
瀧野川女子学園の学校説明会では、最先端の教育を支える創立の理念や建学の精神といった学園の根本にある思いや、独自の必修授業である創造性教育、「毎日留学」で本当に話せる英語を身につける英語教育、多感な時期にみんなと全身で学ぶ校外学習など、学園の教育の特色について説明しています。
2年前に始まった大学入試改革の概要についてもお話ししています。これを知っていると、高校の選び方、高校3年生の過ごし方も変わってきます。詳細については是非、説明会にご参加ください。
説明会当日は、15分ほどの第7世代教育ICTが体験できる授業体験や、校内案内(20分ほど)も実施しております。ご参加いただくと入学後の学園生活がより具体的に想像できると思いますので、是非お越しください。
◆瀧野川女子学園の創造性教育◆
“創造性教育”とは、本校が取り組む独自科目です。中学から入学した生徒は6年間、高校から入学した生徒は3年間の必修授業になります。
この“創造性教育”を通して、自分の仕事と望む人生を手に入れるための力となる「創造性」と「起業家精神」を養うことができます。
今回は学年ごとにどのような取り組みを行なっているのかご紹介します。
〜中学1年生“理想の街を創ろう”〜
中学1年生では、身近な街を題材にデザイン思考を使って「だれか」にとっての理想の街を創り出します。
街創りは机上で話し合うだけではなく、ブレインストーミングやフィールドワーク、アンケート調査などを通して、イメージを膨らませていきます。最終的には、理想の街を形にしたジオラマを実際に作っていきます。
昨年の中学1年生は“安全で環境に配慮した街づくり”をテーマに理想の街「Safety Blue Town」を創りました。住宅、空港、スーパーなど、環境に配慮された街をイメージし、その思いをジオラマにして発表しました。
〜中学2年生“大道芸ロボットを創ろう”〜
中学2年生は、自分たちでデザインしたロボットを創ります。
デザインと一言で言っても決めるのは外見だけではありません。ブレインストーミングを通して、内容、形、動作、機能を決めていきます。
ロボット製作にあたっては東京工業大学の学生さんにもサポートしていただきながら、自分たちで加工やプログラミングも行います。
昨年の2年生は「ふわちゃんを笑顔に!〜子守ロボットりんちゃん〜」をテーマに、りんちゃん(お母さんロボット)とふわちゃん(子供ロボット)の2体のロボットを創りました。
「子供たちに喜んでもらえるようなロボットにしたい」という思いから、りんちゃんとふわちゃんの設定、ストーリー、特徴などを考え、みんなで話し合いながら形にしていきました。
〜中学3年生“中学課程修了研究”〜
中学3年生は、自分が本当に面白い、本当にすごいと思うことをテーマに、1年間徹底的に研究します。研究内容についてはスライドを創り、1年後に研究の成果を発表します。
現在、中学3年生の皆さんは研究の真っ最中でまだ発表を行っていませんが、先日の説明会で中学3年間の創造性教育についての発表を行いました。3年間の活動内容、創造性教育を通して身についたこと、感じたこと、高校に向けての意気込み、について受験生の皆様に向けて発表しました。
〜高校1年生“商品企画コンペティション”〜
高校1年生は、自分の「欲しい!」と世の中の人々の「欲しい!」をつなげ、デザイン思考を使って近未来の夢の商品をチームで考え、学内企画コンペに挑みます。
生徒たちは柔軟な思考で、様々な魅力的な商品を企画していきます。企画した内容は具体的なコンセプトやデザイン、価格、機能まで考えられており、スライドにして最終的には発表会にて発表を行います。
〜高校2年生“事業化実習”〜
高校2年生は、今まで創造性教育で学んできた全てを活かして「模擬会社」を立ち上げます。約15名を1チームとし、経営、マーケティング、制作、財務の4つに役割を分担し、力を合わせてオリジナル商品の制作、販売を行います。
先日の説明会では、あかつき祭での販売及びハワイ修学旅行でのチャリティーバザーを終えた高校2年生の生徒達が発表を行いました。事業化実習を通して感じたこと、学んだこと、素直な気持ちを受験生の皆様にお伝えしています。
学校説明会では創造性教育を含め、教育の特色について詳しくご紹介しています。ぜひご参加ください。