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大妻中学校

難関大学進学プロジェクト(2)「医学部医学科」を開催

11月19日(土)、本校第一・第二会議室において、進路指導部行事として、難関大学進学プロジェクト(2)を開催しました。このプロジェクトは、東京大学、東京工業大学、早稲田大学、慶應義塾大学、医学部等を志す生徒たちが、進路意欲を高め、合格に向けて学習戦略や学習計画を立てることを目的としています。今回は第2弾として、難関大学進学プロジェクト(2)「医学部医学科」を開催しました。中学3年生から高校2年生までを対象とし、約40名の参加がありました。

第1部は「感染症社会・高齢社会・地域社会・グローバル社会を担う医療人材の育成」を演題に本校進路指導部長 森弘達が講演しました。21世紀に求められる医療、医師として求められる基本的な資質・能力、医師になるまでの道しるべ、専門医の基本領域、医師になるために必要な医師国家試験、中高生にも解ける?医師国家試験にチャレンジ、医学部に合格する生徒像と医学部受験アドバイス、医学部入試で重要な面接試験・小論文試験、プロフェッショナルによる医療探究講座、など医師を志望する者が知っておかなければならない内容でした。
 第2部は「医学部入試を斬る」を演題に第1部から引き続き、本校進路指導部長 森弘達が講演しました。強い意志と覚悟を持って、教科学力は当然必要、大学入学共通テストは90%以上を目標に、国公立大学医学部入試の選抜方法、私立大学医学部入試の選抜方法、総合型選抜・学校推薦型選抜・地域枠選抜、国公立大学・私立大学医学部難易度とランキング、志望理由書の作成、推薦図書など長年医学部受験指導を行ってきた経験に裏付けられた内容でした。
 第3部は開成中学高等学校弁論部監督・ジーワンラーニング代表取締役社長・『改訂版書き方のコツがよくわかる医系小論文』『話し方のコツがよくわかる医系面接』(KADOKAWA)の著者の神尾雄一郎先生をお招きし、「医学部合格に必要な書く力・話す力」を演題に講演して頂きました。医学部合格のために必要な能力、なぜ主要科目の学力だけでは不十分なのか、小論文や面接で医師の資質は見抜けるか、臨床研修の基本理念、医師としての基本理念、主な資質・能力、医学部合格に必要な書く力、小論文出題例、医学部合格に必要な話す力、面接質問例(2022年度)、書籍紹介など実践的な内容でした。

参加者からは「国際化・超高齢化社会・患者の立場に立った医療が求められる現在の世の中では、豊かな人間性,優れた人権意識,幅広い幅教養,幅広い経験体験,生涯学習の意欲,明確な目的意識などが必要だと学びました。自己を振り返り、自分に欠けている資質・能力が沢山あると気づきました。また、医学部合格者は、学力の他に高いコミュニケーション能力や思いやりの心、体調管理、自ら学習する姿勢など様々なことができているとお聞きしたので、日々の生活や過ごし方も見直しつつ勉強に臨もうと強く思いました」「学力は絶対条件としてやりたいことやそれに対する強い覚悟が合格へと繋がることがわかりました。 私は救命救急の現場で働きたいため、自分が活躍している姿を想像しながら日々勉学に励み合格を確実に掴むことができるよう頑張りたいと思います」などの感想が寄せられました。
 第3弾として「東京大学」、第4弾として「東京大学研究室訪問」、第5弾として「慶應義塾大学小論文研究」を開催予定です。

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