瀧野川女子学園中学校
順天堂大学臨床検査学科合格のTさんに話を聞きました
ごきげんよう。
本日は順天堂大学 医療科学部 臨床検査学科に総合型選抜で現役合格した高校3年生のTさんに、進路選択や学校での学び、今後についてお話を聞きました!
✏️進路選択と受験について✏️
広報:合格おめでとうございます!早速ですが、順天堂大学を志望した理由を教えてください。
Tさん:模試の大学一覧にたまたま載っているのを見つけて、順天堂大学は医療に関する実績も高く、附属病院があったり、研究も充実しているので、志望しました。
広報:医療系、また、臨床検査学科を目指したきっかけは何ですか?
Tさん:癌という病気に興味を持ち、将来癌に対して医療で貢献したいと思ったのが医療系を目指したきっかけです。その中で、病院でたまたま血液検査などをしている部屋の前を通って、初めて臨床検査技師の仕事を知りました。血液や細胞から病気を調べることで、直接患者さんと関わらなくても、裏で患者さんのためにできることがあることを知り、臨床検査技師を目指すきっかけになりました。癌には遺伝的なものもあると知り、それは検査をすれば早い段階で見つけることができるかもしれないので、検査促進に貢献したいと思いました。
広報:受験計画を立てる上で、志望校はいつ頃決めましたか?
Tさん:ここの大学の受験を決めたのは、高校3年生になってからです。高校1年生の時から行きたいなと思っていた大学もあったのですが、志望校が少なかったので、臨床検査について学べる大学をいろいろ見ていく中で見つけました。
広報:総合型選抜受験に向けて、準備で大変だったことは何ですか?
Tさん:試験内容はオンライン面接と小論文試験だったのですが、私は国語が苦手なので、小論文対策については国語の先生に相談しました。順天堂大学の臨床検査学科は新設して次が2年目になる新しい学科なので、データが少ないことがあり、代わりに医療系の過去問を使うことを提案いただき、3,4回ほど練習しました。小論文対策の一環として、幅広く知識を身につけるために、医療系の本を読んだり、youtubeで医療ドキュメンタリーを見たりしました。
広報:志望理由書も事前に提出したと思いますが、こちらはどんなものでしたか?
Tさん:字数はなく、限られた枠の中に書く形式です。質問項目がいくつかあり、先生に何度も添削していただきました。
✏️学校生活について✏️
広報:3学期には高校3年生向けの特別講座がありますが、何か受講しますか?
Tさん:大学で学ぶ範囲の化学を取扱う講座とTOEIC講座、微分積分の数学の講座を受講します。
広報:TOEICはまだ受けたことはないんですよね。英検は中高で受検していますか?
Tさん:中学の時に準2級を取得して、高2で2級を取得しました。長期休暇には対策講座があるので、春、夏、冬と必ず受講していました。もともと英語に苦手意識があったので、2級まで取得できて安心しました。
広報:英語に苦手意識があったとのことですが、英語の授業はネイティブの先生によるオールイングリッシュが学年が上がるごとに増えていくと思いますが、授業についてはどうでしたか?
Tさん:最初、週6時間をネイティブの先生だけというのを聞いて、大丈夫かなと不安はありました。でも、ネイティブの先生は一つひとつ丁寧に教えてくださるので、今はクリス先生に教わっているのですが、とてもフレンドリーに教えてくださるので、段々苦手意識もなくなりました。
広報:創造性教育で印象に残ることはありますか?
Tさん:グループでの働き方を学べたのは、今の医療に大切な、チーム医療にも活かせると思います。
広報:生徒会にも入っていましたよね。人前で話したり、取りまとめたりすることがもともと得意でしたか?
Tさん:人前で話すのは苦手でしたが、創造性教育でみんなの前で発表する機会があったり、授業でプレゼンの機会が多いので、それが自信につながりました。
✏️進学後について✏️
広報:大学ではどんなことをしたいですか?
Tさん:今までコロナ禍で制限されていたので、ボランティア活動に参加したいです。医療はコミュニケーションが一番大事だと私は思っていて、知識をつけるだけでなく、実践的なことをしないと分からないこともあると思うので、実習も積極的に参加して、医療現場で即戦力として働けるように力をつけたいです。
🎤受験生へのメッセージ🎤
広報:最後に、受験生へメッセージをお願いします。
Tさん:私自身、ものごとを固く考えすぎたりネガティブに考えがちですが、この学校では“やってみよう!”という温かい雰囲気があるので、ネガティブにもならずに、自分の好きなことにどんどん挑戦して、自分のやりたいことを見つけ、やり遂げる力が身につきます。例えまだやりたいことがなくても、いろんな視点を持って取り組むことが大切だと感じました。また、手厚いサポートも受けられ、わからないところも聞きやすい環境があったり、プレゼンの機会が多いなど、一人ひとりにチャンスを与えてくれる学校だと思うので、ぜひ瀧野川女子学園にきてください!