学校からのお知らせ

瀧野川女子学園中学校

命の授業 〜自分の個性を最大限に輝かせる人生を〜

2月下旬、中学3年生中学課程最後の授業では、

信州大学附属病院で医師として働く笠原先生と協同して”命の授業”を行いました。

授業の初めに胎児のエコー写真を見せていただき、命の奇跡についてメッセージをいただきました。

「私達は、たった0.1mmの命から始まります。
その命は自分でどんな能力、性格、容姿を持つかは決めることができません。
あなたが生まれてくる確率は1400兆分の1と言われていて、
今の自分がいることは奇跡的なことだと知っていましたか?
私たちは人として生まれ育ち、そして今がある奇跡を大切にしなければなりません。」

メッセージを読んだ後、実際に胎児の心音を聞く体験と胎児の体動を感じる体験をしました。

生徒達は自分自身の耳や手を通じて感じた赤ちゃんの小さな鼓動や、赤ちゃんがお腹を蹴った振動に驚きながら、小さな赤ちゃんの力強い生命力を感じていました。

授業の最後に笠原先生からのもう一つのメッセージを読みました。

「私は、医者として自分が培った医療の知識や技術で命を助けられることに誇りを持っています。
高校生になると、自分という人間がこれからどこを目指していくのかを主軸に、何をすべきで、何をするべきでないかを自分で取捨選択しなければならない場面が増えてきます。
時には悩むこともあると思いますが、ぜひ皆さんにも自分が輝ける場所を常に探し求めていって欲しいと願っています。応援しています。」

麻酔科医または研究者として常に挑戦を続けていく笠原先生の言葉を受けた後、生徒たちはグループに分かれて、お互いの夢や目標をKeynoteにまとめ共有しました。

中学3年生の皆さん
自分そして友人達が持つ可能性を信じて、ぜひ自分らしい人生を切り拓いていってください。

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