瀧野川女子学園中学校
【カナダ語学研修】SSLCの授業をご紹介します!
ごきげんよう。中学生が通っているSSLC(Sprott Shaw Language College)は、細かく授業が設定されていて、午前中に3時間、午後に2時間の授業があります。午前は、Grammar・Listening・Reading and Writingの3つの授業で、午後はPronunciationとCommunicationの2つの授業です。それぞれの授業は授業の長さが異なります。GrammarとCommunicationは1時間たっぷり使って学びますが、リスニングは40分と、それぞれの特性と生徒の集中力によって変えているそうです。時間がこまめに区切られているので、1つの授業に集中して取り組むことができます。また、先生によって教室が異なるので、毎時間移動しなくてはいけません。15分の休み時間も、あっという間です。
午前中のグラマーの授業は、日本の英語の授業スタイルと似ているところもありますが、全て英語で説明されるので、文法用語を覚えておかないといけません。一つ一つが勉強です。そして、習った文法を使って自分で英文を作っていくので、実践力も備わります。例えば、「話法」の授業では、ペアになって直接話法と間接話法の練習をしました。先生に「ホストファミリーのルール」というお題を与えられ、ホストマザーなどから「〜しなさい・〜してはいけません」と言われたことを直接話法で言います。そして、ペアの人は、その文を間接話法に言い換えます。相手が何を言っているかをしっかり聞き取らないと、正しい答えが出ないので、集中して聞くことができますし、伝える方も正しく伝えないといけないので、正しい使い方なのかを考えて文を作っていきます。
英語を上達させるためには、ただ「英語を話す」のではなく、「何を伝えるか」「どう伝えるか」という思考力と表現力が必要です。SSLCでは、すべての授業を使って、正しい英語の使い方を教えてもらうことができます。