瀧野川女子学園中学校
【高校1年】創造性教育の授業がスタートしました!
ごきげんよう。「創造性教育」は、「文部科学大臣表彰 キャリア教育優良学校」を受賞した瀧野川女子学園オリジナルの教育プログラムです。高校1年生は、そのプログラムの第1歩として、副校長先生によるレクチャーを受けました。
学校で「学ぶ」ということは何かを考える上で、現状を知ることは大切です。レクチャーの最初は、「学歴による年収の差」というデータを示され、生徒たちはとても衝撃を受けていました。学歴社会に対する賛否があることは知っているものの、学歴が顕著に年収の差となって現れると示されると、できるだけ良い学校でトレーニングを受ける必要性を実感できます。
それを知った上で、今の社会が私たちに何を求めているのかを考えていきました。現在、働く形は変わってきていて、「チーム」で働くことが大切とされてきています。そして、新しいものと仕事を創れば、そこにはライバルがいないということも認識されてきました。そこで必要となるのが「デザイン思考(Design thiking)」です。デザイン思考が生まれたアメリカだけでなく、日本の企業でも段々と取り入れられ始めています。デザイン思考は、天才だけが持つものではなく、トレーニングをすれば誰にでも身につけられるものです。そのデザイン思考のトレーニングを受けることができるのが「創造性教育」で、まだほとんどの高校では取り入れられていない、瀧野川女子学園が誇る、最先端の教育なのです。
「創造性教育」や「デザイン思考」は、決して難しいものではありません。世の中にはまだない、しかし、ユーザーが手にした時に「欲しかった」と喜ばれる商品やサービスをチームで生み出すために、ユーザーの言葉に耳を傾け、誰のためにものを創り出すのかを考えます。そこで必要とするのは「楽しむこと」と「前向きさ」、そして「チャレンジ精神」です。高校1年生には、今までの教育とは違う視点の「創造性教育」を、思いっきり楽しんでもらいたいと思います。
そして最後に、副校長先生から高校1年生に今回のお題が与えられました。
「チームで学園祭を取り戻せ!あかつき祭で来校者を喜ばせる体験を再デザインせよ」
このお題をもとに、高校1年生は新しいアイディアを盛り込んだあかつき祭を計画していきます。どんな企画が出てくるのか、お楽しみにしてください!