湘南白百合学園中学校
中3弁護士の先生による特別授業 「論理的に考える力と論理的に議論すること」
中学3年生は、神奈川県弁護士会の弁護士の先生をお招きし「論理的に考える力と論理的に議論すること」をテーマにお話していただきました。
講演会は「弁護士の先生の聞き手はどちらか?」というクイズから始まりました。生徒たちは「ペンを右手で持っていた」、「でもマイクは左手に持っている」など状況を観察・分析し始め、それを根拠に予想を立てていきます。そこから、”論理的に考える”とはどのようなことか、日頃から論拠やデータをもとに多角的に考える仕事をしている弁護士の先生ならではのお話があり、あっという間の一時間でした。「争いになったときに、力による解決ではなく、対話による解決ができるようにし、平和な社会を守る」ためにも論理的に議論する力が必要、と弁護士の先生。世界情勢を鑑みて、頷いている生徒たちも多くみられました。
この講演会をもとに、来週も弁護士の先生方とコラボした、丸一日かけて実施する特別授業を行います。論理的に対話する力を身に着けることは、本校が大切にしている「愛ある人」の実践にも繋がります。