東洋大学京北中学校
かるた同好会 「小倉百人一首 第1回テーブルかるた大会」にて、優勝と準優勝を獲得しました
6月10日（土）、一般社団法人全日本かるた協会が主宰する「小倉百人一首 第1回テーブルかるた大会」にかるた同好会の高校3年生女子生徒が2名が出場しました。
大会出場経験もなく無段者の２人。しかも「かるた会」にも所属していないため初心者の部に出場しました。
はじめての大会出場。場違いな雰囲気。どうしたら良いのか分からない緊張と不安。各支部の「かるた会」に所属している方々が皆おそろいのＴシャツを着て出場している中で本校生徒の彼女たちは制服で参戦しました。
大会には9歳から79歳までの老若男女が出場し３試合目からは競技経験者が大会に参戦しました。トーナメント戦を勝ち進んだ結果、最後の決勝戦は本校生徒2人で対戦！
その結果、優勝と準優勝という素晴らしい成績を得ることができました。
同日の試合終了後には表彰式も行われ優勝者の今津知萌世さんには、優勝トロティーと賞状、記念品としてテーブル歌留多用マット2枚。準優勝者の貝塚菜香さんには、記念品としてテーブル歌留多用マット2枚が贈られました。
また喜ばしいことに本校生徒の対戦者の方に対する礼儀や気遣いが対戦者からも感謝をされました。
「テーブルかるた」とは、「競技かるた」の基本ルールと同じではありつつも畳ではなく机で競技ができるように、ルールが定められています。車椅子の方、足が痛くて畳に正座するのが困難な方、そうした方々と一緒に、椅子に着座のまま「かるた」を楽しむことができるようにという目的で広められている競技です。
海外においても「テーブルかるた」の競技が広められてきています。今回、「全日本かるた協会」が第1回の正式な大会として開かれたのが今回の大会でした。
初めての大会においての快挙。「歌留多」が好きで、校内の和室で地道な練習を続けてきた彼女たち。その成果を見事、本番において発揮することができました。
これからも「かるた同好会」の応援、よろしくお願いいたします。