東洋大学京北中学校
KSST Jr(京北スーパーサイエンスチーム ジュニア) 観音崎臨海実習を行いました
7月23日(日)に中学1・2年生を対象とする観音崎臨海実習を行いました。
KSST Jrでは、中学生を対象に、学校を飛び出し自然を探究するフィールドワークを実施しています。
本実習はそのうちの1つで、生き物の不思議さや地層の成り立ちについて、五感を通して感じることを目的とし、神奈川県浦賀の観音崎の海岸付近でフィールドワークや磯の生物観察を行うものです。
当日は朝7時20分に品川駅に集合し、電車とバスで観音崎へと移動しました。
午前中は観音埼灯台周辺で、海岸の厳しい環境に適応した植物や長い時間をかけて形成された地層、海岸に流れ着いた漂着物、波に削られて自然に形成された海蝕洞などを観察しました。生徒たちは初めて見るダイナミックな自然の造形に感動している様子でした。
午後は観音崎自然博物館職員の方々の指導のもと、海藻標本作りや磯の生物の観察を行いました。磯に入るときは少し怖がっていたようでしたが、おそるおそるクラゲに触り、初めての感触に驚いていました。
事後アンケートでは、海の生き物や地層の迫力が印象に残っているとの声が多く、初めての臨海実習を経てより一層自然への興味・関心を高めることができたと感じています。
<生徒の感想>
中学1年生 Sくん事後アンケートでは、海の生き物や地層の迫力が印象に残っているとの声が多く、初めての臨海実習を経てより一層自然への興味・関心を高めることができたと感じています。
海での活動が強く印象に残っています。磯の浅瀬は海藻が生い茂っていて、あまり深くない地点にもわかめなどがありとてもおもしろかったです。今回の体験で、魚などがどのような場所に多く生息し、どのように観察すればいいのかなど多くのことを学びました。
中学2年生 Hさん
先生方や博物館の方々が丁寧にわかりやすく説明をしてくれたので、迷うことなく楽しく学習ができました。特に磯の観察では、ヒトデを触らせてもらったり自分が見られなかった生き物を見ることができて、思い出に残る体験になりました。