日本女子大学附属中学校
教員リレーエッセイ【6月】5月の運動会
今年度から様々な制限が少しずつ緩和し、全校生徒でできる運動会が復活し、行われました。運動会当日まで、天気予報をこまめにチェックしていると、つい2、3週間前の予報では、晴れの日が続いていたはずでしたが、運動会の3日ほど前から雨が続き、当日の朝も生憎の雨。そして午後の開催を願うも、グランドの状況が非常に悪く、延期せざるを得ず…。しかし、延期した日曜日は素晴らしい天気となり、グランドも綺麗に復活しました。
当日、生徒たちは、元気に走り回り、それぞれの競技に全力を注いでいました。その姿を見て、私も学生時代の体育祭を思い出し、またやりたいなあと懐かしみました。
生徒たちは4月に入ってすぐに運動会の練習に取り組みました。学年で競い合い、他学年と助け合いながら高め合い、それぞれが様々な想いを抱えながら、取り組んできたことと思います。その想いが運動会で発揮された場面がたくさんあったと思います。クラスの団結力も高まったように見えました。こうして仲間と協力して目標に向かって頑張ることは、人との繋がりがいかに大切かを感じさせられます。
私はここの学校に来てから初めての運動会でした。今までの生徒や先生方が積み重ねてきた、この学校ならではの伝統的な運動会をこれからも生徒と共に積み重ねていきたいと思いました。