三輪田学園中学校
高校1年生は救命講習を受講しました
1月26日、高校1年生は救命講習を受講しました。
保健の授業の中で事前学習を行い、東京消防庁電子学習室〜普通救命講習〜のチェックテストを受けて、今日の実習編を迎えました。
実習の中では、マネキンを用いた心肺蘇生法の練習やAEDの使い方を教わりました。コロナ禍以降は人工呼吸を行わず、救急車の到着まで絶え間なく心臓マッサージ(胸骨圧迫)を継続することが原則です。胸骨圧迫だけでもかなりの効果があるそうです。人工呼吸が必要になった場合のために、感染防止用マウスシートももらいました。カプセル型のキーホルダーに入っており、早速通学鞄に付けている生徒もいました。他にも、気道に異物が詰まってしまった場合の処置方法や止血方法なども学びました。
三輪田学園にも、3ヶ所にAEDが設置されていますが、街中でも公共施設にはAEDを置いている場所も多いです。いつ何が起こるかは誰にも予測ができません。例えば通学経路など、普段よく利用する場所の周辺では、どこにAEDがあるのかを、いざという時のためにも把握しておきたいものです。
生徒たちからは、「万が一の時、自分が率先して動く準備ができた」、「傍観者にならずに自分が助けるのだ、という気持ちを持って行動する大切さを学んだ」、「1人でどうにかしようとするのではなく、周りの人に協力を仰いで救助にあたることが大切だと学んだ」といった声が聞かれました。