湘南白百合学園中学校
中3探究 ベストプレゼンター発表会
中学3年生は、一年間かけて環境問題について探究活動を行います。生徒はそれぞれの関心に基づいてテーマを設定し、仮説を検証するために実験を行ってデータを取ります。今年度からは連携しているお茶の水女子大学サイエンス&エデュケーション研究所の方々にも、テーマ設定や実験計画立案の際にサポートいただきました。そうして得られたデータや参考文献をまとめ、中学の探究の集大成として、論文を執筆しました。
2学期末から3学期にかけて、一人ひとり研究発表のプレゼンテーションを実施。その過程で選ばれた各クラスのベストプレゼンターによる発表が、白百合ホールで行われました。「ダンゴムシによる廃棄物分解」や「ウシのエサによるガスの発生量の変化」など様々な観点から環境問題に切り込んだ研究が紹介され、大きなホールでも堂々と成果を伝えることができました。発表後には多くの生徒から手があがり、活発な質疑応答が行われました。
生徒たちはこの学びを活かし、高校では自由なテーマで探究活動を行います。今後も自分自身を見つめ、進路にもつながる研究を、各自の個性を活かして進めていきます。