佼成学園女子中学高等学校
ペットボトルキャップで救える命
12月21日、ボランティア同好会は、認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを日本委員会 (Japan Committee, Vaccines for the World’s Children、通称JCV)の事務所を訪問させていただきました
現在、感染症で5歳まで生きられない子ども達は1日に4000人いると言われています。そんな子供達を減らすためにJCVでは感染症予防のワクチンを届けています。特にミャンマー、ラオス、ブータン、バヌアツの4カ国に継続して支援を行っています。
ペットボトルキャップを集めてワクチンを寄付することのできる、ペットボトルキャップ支援は有名ですが、実際どのような過程を経てワクチンになるのか知っている方は少ないのではないでしょうか。
まず、キャップを集めます。次に集めたキャップをリサイクル業者が回収し、分別、粉砕、洗浄、仕上げなどといった過程を経てリサイクル素材のペレットに加工します。
その素材の売却益でワクチンを購入し、子供達に届けています。キャップ1kgあたりで10円の寄付となり、現在、年間で13億個ほど集まっているそうです。
ボランティア同好会は、文化祭でペットボトルキャップの回収に取り組みました。校内でキャップの回収を呼びかけたり、直接ボランティア同好会のコーナーまで来てもらいペットボトルキャップアートを一緒に作りました。
JCVに訪問する前のミーティングでは、ボランティアの本質を理解している人は少なかったように感じます。また、話し合いも上手く進みませんでした。そこで、JCVの方々に直接お話を聞くことによって、どのようにリサイクルされているのか、どうしてこの活動が必要なのか、ボランティアとは何か、大切なことをたくさん学ぶことができました。
また、JCVに訪問させていただいた後、慶應義塾大学の食堂「山食」でカレーをいただいてきました!
今回、このようなお話を聞ける機会をいただきJCVの方々、先生方に感謝しております。JCVの公式サイトでも詳しく解説してあるのでぜひ読んで見てください。このような活動が広がるよう、ボランティア同好会は率先して活動していきます。ぜひ応援よろしくお願いします。
JCV公式サイト→(https://www.jcv-jp.org)