三輪田学園中学校
LABの中間発表
高校1年生では1年間LABの授業で、自分の進路と社会における問題を絡めた「問い」を立て、自分の意見を「仮説」の形でまとめ、探究を進めてきました。今日はその中間発表を講堂で行いました。選ばれた10人の探究の一部をご紹介します。
ある生徒は「ヤンバルクイナの絶滅危惧に視点をおいて、絶滅をどうすれば防げるか」を探究しています。ヤンバルクイナの絶滅は現在の環境問題が原因になっているので、現在の環境問題を改善することがヤンバルクイナの絶滅を防ぐことにもつながるといった内容を発表していました。
また、「ファストファッションの成長がメルカリなどのフリマサイトの拡大に与える影響」を探究する生徒もいました。「ファストファッション」が「フリマサイト」に多く出品される現状を踏まえ、「ファストファッション」の必要性やリサイクルの重要性について深める研究方法を具体的に説明していました。
他にも「動物福祉を実現するためにシェルターメディスンはどうあるべきか」「医療と宗教」「地球温暖化によって北上する作物の産地」「飲酒運転を根絶するためにはどうするべきか」「子育てに正解はあるのか」「誰もが精神的ストレスを抱えずに使用できるトイレについて」「紛争を抱える地域への支援について」「AIロボットと家族になれるか」など様々な探究テーマの中間発表がありました。
この後、次年度5月の完成を目指して、今後も各自探究に磨きをかけていきます。最終発表が今から楽しみです。