東洋大学京北中学校
第9回 「哲学の日」を実施しました
3月18日(月)の午後、東洋大学の井上円了ホールにて「哲学の日」を実施しました。
「哲学の日」とは、創立者である井上円了先生の生誕の月である3月に、それぞれが実践してきたこの1年間の哲学の学びを、全生徒で共有し合う、本校にとってとても大切な行事です。
東洋大京北中学校では(高等学校でも)、毎年生徒が「哲学エッセー」を書きあげます。日頃から疑問に思っていることや、みんなに投げかけたいことで「問い」を立て、その問いに対する自分なりの考えをまとめて文章に表現するものです。哲学委員の生徒たちや教員による審査を経て、「優秀賞」「佳作」「生徒賞」が選ばれます。
今年度の「哲学の日」では、入賞生徒の表彰やインタビューに加えて、本年度の哲学教育の取り組みが発表されました。「刑事裁判傍聴学習会」や「坐禅体験」などの高校生が取り組んでいる内容も紹介され、中学生も興味を示していました。
上記の発表以外にも、哲学クイズや感想カードを記入など、生徒たちは積極的に参加していました。
この「哲学の日」が、「諸学の基礎は哲学にあり」という本校の建学の精神を振り返り、生徒たちの思索がより一層深化していくことを願っています。