学校からのお知らせ

瀧野川女子学園中学校

伊勢歴史旅行2日目

ごきげんよう!

伊勢歴史旅行2日目は、二見興玉神社への参拝から始まります。伊勢神宮へのお参りには順番があると言われ、かつては二見浦にあるこの二見興玉神社でお浄めをしてからお参りに行くのが良いとされたそうです。二見興玉神社でお浄めを済ませて、「せんぐう館」という博物館で、伊勢神宮の歴史や建築などについて学び、いよいよ外宮をお参りします。

「せんぐう館」の見学から、伊勢観光案内人の方が案内してくださいます。歴史や建築だけでなく、大切に受け継がれてきた精神についてもお話いただき、多くのことを学ぶことができます。



ここからは、生徒の考えた記事を紹介します!

二見興玉神社には猿田彦命がお祀りされていて、猿田彦のお使いがカエルであることから、二見浦にはカエルの置物がたくさんありました。猿田彦は天照大神が伊勢へいらしたときに道案内をしたことから、交通安全の神様と言われているそうです。 

せんぐう館には時間が足りなくなるくらいたくさんの式年遷宮に関する展示物が飾ってありました。外宮の実物大の正殿の模型があり、実際には近くで見ることができないからこそ感銘を受けました。とても大きな建物なので、それだけ偉い神様のお住まいなんだな、と実感することができました。

外宮では伊勢観光案内人の方が教えてくださり、手水や参拝の仕方などを基礎から学び直すことができました。伊勢神宮に関するお話だけでなく、日本人女性として覚えておきたい教養、 後世に伝えていきたい日本の文化や技術のお話も伺いました。特に心に残っているのは、「旬」のお話です。「みなさんはキラキラしていて今が旬です、旬は10日間とされていて短いので、1日1日を大切に生きましょう」というお話でした。旬が過ぎたとしてももう一度神宮をお参りして心をスッキリさせて、神々に可愛がられる存在になれるよう、毎日を丁寧に過ごそうと思いました。また、お参りするときは、言葉に出さずに心の中でお祈りをするのだ、と教えていただきました。心の中で言葉を選んで神様に伝えることで、神様への想いが伝わりやすくなるそうです。実はこれは、普段の私たちの生活の中でも自然と受け継がれてきたことで、なんでもすぐに言葉にするのではなく相手に伝わるように言葉を選んで話す「親しき仲にも礼儀あり」という心持ちに繋がるのです。学校生活などさまざまな場面で、言葉を大切に使おうと改めて思いました。

月読宮では、ロマンチックなお話を聞かせていただいたあと、一人一人にメッセージと斎火をいただきました。火打石を打つ様子は初めて見る光景で、大人になっても絶対に心に残ると感じる出来事でした。

お世話になっている「朝日館」は300年以上の歴史があると伺い、とても驚きました。徳川慶喜公や全国の大殿様、昭和天皇もお泊まりになったそうです。大広間では歴史を感じられる素敵なランプがあったり、能を舞うための舞台もありました。貴重なお部屋を見せていただき、とても嬉しかったです。

質問しきれていないことがたくさんあるので、明日の内宮参拝の際にガイドの方に聞きたいと思います。

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