東洋大学京北中学校
受験生への校長メッセージ
「宝島」や「ジキル博士とハイド氏」などで知られる小説家ロバート・ルイス・スティーブンソン氏は、イギリスのスコットランドに生まれました。生涯を結核と闘いながらも多作で、長編、短編、随筆、評論、旅行記、韻文など多分野に優れた作品を残しています。
そんな彼が残した言葉です。
「毎日をその日の収穫高で判断せず、蒔いた種で判断しなさい。」
“Don‘t judge each day by the harvest you reap but by the seeds that you plant.”
よく不作だとか不漁だとかという言葉を聞きます。天候や潮の流れ、災害など我々の身の回りには、いろいろなアクシデントが起こります。
収穫高をテストの点数に、種を普段の勉強に置き換えてみてください。つまり、これって一喜一憂するなと言ってくれているような気がします。自分的には完璧にやっていると思っても、良い結果が出ない時などは誰もがへこんでしまいます。逆に良い結果が出たからといって、遊んでしまえば元の木阿弥(もとのもくあみ)です。テストで一番大事なのは、1回の点数ではありません。その間違えた内容を、二度と間違えなければ、終着駅は100点です。
あなたは今日から、どれだけ沢山の種を蒔けますか?