瀧野川女子学園中学校
高校受験生向け学校説明会を行いました
ごきげんよう。
6/15(土)は、高校受験生向けの学校説明会を行いました。
学校説明会で教育の特色について詳しくお話しした後、大型モニターとiPadを活用した本校の授業体験や、校内の施設見学、入試の個別相談を行いました。
◆学校説明会◆
学校説明会では、最先端の教育を支える創立の理念や建学の精神といった学園の根本にある思いや、2023年に「キャリア教育優良学校」として文部科学大臣表彰を受賞した本校独自の必修授業である創造性教育、世界で活躍する鍵となるエンジニアリングデザイン、第7世代の教育ICTを活用した最先端の実学教育、「毎日留学」で本当に話せる英語を身につける英語教育など、教育の特色について説明しています。
また、2021年に始まった大学入試改革の概要についてもお話ししています。
〜🌻生徒発表🌻〜
去年、創造性教育の一環である「事業化実習」に取り組んだ、現在高校3年生の生徒達による発表がありました。
「事業化実習」では、高校2学年の生徒たちが約15名1チームで資本金を出し合い、模擬企業を設立し、マネジメント、マーケティング、製造、会計の役割分担を行い、オリジナル商品の開発から製作、宣伝、販売から、最後にIR報告書の作成までを一貫して取り組みます。
今回、自身の体験や思いを発表した模擬企業「結彩(YUA)〜connect〜」は、“和と洋で世界と繋がりを”をコンセプトに、ヘアアクセサリーを制作・販売しました。
商品の「零桜(こぼれざくら)」(チャーム付きのシュシュ)と、「結縁(ゆうえん)」(ヘアゴム兼、ブレスレット)は、布の質感や柄、チャームのサイズなど、自分たちの納得がいくまでチームで議論と試作を重ねて商品を開発しました。
本校の学園祭である“あかつき祭”での販売は、内装や販売員の衣装に和の要素を取り入れる、お客様の要望に応えて急遽チャームを単体で販売するなどの工夫を凝らし、見事に全商品完売しました。
10月下旬に臨んだハワイチャリティーバザーでは、更に商品と販売方法に磨きをかけました。商品名は外国人に馴染みのあるものに変更し、和柄の商品を増やし、販売では華やかな英語のチラシを作成し、浴衣を着用し、日本の縁日を模した釣りゲーム方式の販売で男女問わずたくさんの方に買ってもらうことができました。結果、ハワイでも全商品300個を完売し、学年で売上額1位を達成しました。
生徒は事業化実習を経験した感想について「”事業化実習”では材料の選別や、チームで連携することの難しさ、大切さを学びました。この経験を通して学んだリーダーシップや想像力を活かして、自信を持って大学受験に臨みたい」と語りました。
◆授業体験◆
〜英語〜
英語の授業体験では「不定詞と動名詞を使い分けよう」をテーマに授業を行いました。
授業体験では在校生が日頃使っている教室で、在校生と同じタイプのiPadを使って授業を体験していただきます。
瀧野川女子学園の“黒板の無い教室”では、教室前方にある大型モニターと、生徒一人ひとりのiPadを使って進めます。先生が板書をしなくても、事前に作成された資料がテンポよく大型モニターに映し出されます。生徒もノートに書き写す必要がないので、本当に必要で大事なところだけをiPadに映し出されたプリントにメモすることに集中できます。
また、MetaMoJiの機能を使って生徒がiPad上で問題を解いている様子は、先生のiPad上に共有されています。
不定詞とは?動名詞とは?不定詞および動名詞の形しか取れない動詞は??
iPad上で問題を解いていくと、合っていれば先生から丸がつき、悩んでいる場合はすぐにコメントやヒントを書いてくれます。
一通り不定詞と動名詞について説明した後は「高校生になったらやってみたいこと」を不定詞を使って書く英作文に挑戦してもらいました。
先生1名に対し複数の生徒が授業を受けているにも関わらず、1対1の個別指導を受けているような感覚や、先生からすぐに反応が返ってくるライブ感のある授業は、ここでしか味わえません。
〜社会〜
社会の授業体験では「鎌倉時代から室町時代に」をテーマに授業を行いました。
社会の授業も大型モニターとiPadを使うことや、MetaMoJiの機能を使ってタイムリーに先生が生徒をサポートし、「わからない」をその場でなくすことができるライブ感のある授業は変わりません。
更に本校の社会の授業は、“暗記科目ではない、自分なりの答えを導き出す社会の授業”です。授業体験の最後には、自分なりの答えとその理由を導き出すことに挑戦していただきます。
今回の授業では、ポイントとなるいくつかの歴史上の出来事を説明した上で、受験生の皆様にも自分なりに考える「鎌倉時代から室町時代に」の答えとその理由を導き出すことに挑戦していただきました。
南北朝に分かれてしまった原因は、後嵯峨天皇が後継者を指名しなかったからなのか、はたまた後醍醐天皇が皇位に執着したからなのか、それとも別の理由があるのか・・・?
是非、本校の授業に参加して、自分なりの答えを導き出してみてください。
◆校内見学会◆
授業体験の後は、在校生の案内で校内を見学していただきました。
体育館、調理室、被服室、Macルーム、和室、華道室、美術室、カフェテリアなどの施設を周りながら、どのような授業で、どんな風に教室を利用しているのか、生徒たちが丁寧に説明しています。
授業のこと、クラブのこと、友達のこと、勉強のことや先生のことなどを、校内を周りながら在校生から直接話を聞いてみてください。
学校説明会と併せて実施している「校内見学会」は、キャリア教育優良学校として文部科学大臣から表彰された授業を日々受けている生徒達から、直接学校の様子を聞くことができますので、ご予約の上ご参加ください。