東洋大学京北中学校
中学3年生国際教育 国際講演会を行いました
8月26日(月)、中学3年生を対象に、国際教育プログラムのである国際講演会を行いました。
本校では中学校生活の集大成ともいえる行事の一つに、中3年生のカナダ修学旅行があります。その事前学習の一環として、今回はカナダ大使館の方々にご来校いただき、カナダという国の魅力や特徴などについて紹介をしていただきました。
講演では、気候や自然、民族や社会情勢などを含めたカナダについての具体的な紹介の他、大使館の方が日本に駐在するまでの経緯や、修学旅行で訪問するバンクーバーおよびビクトリアの町の紹介などを英語で話してくださいました。
生徒たちは、これまでの英語学習で培ったリスニング力を試すかのように、みな真剣に聴き入っていました。
また、日本とカナダの学制の違いや、留学制度についても説明してくださいました。現在中学3年生である生徒たちは、カナダの学制では「グレード9」にあたることや、カナダの学校は秋に年度が始まるなど、身近に感じるテーマもありました。
今回はトロント大学に留学している学生の方からもお話を伺うことができ、「自分の世界が広がると考え留学しようと思った」「大学生として、レポート等の学習が大変」「移民が多い国なので多くの人との交流が持てる」といった生の意見を聞くことができました。
さらに、留学生の方からは「高校生になるにあたって」ということで、「勉強」「部活」「目標」「バランス」の4つのアドバイスをいただきました。「Work Hard, Play Hard(よく働き、よく遊ぶ)」という英語のことわざも紹介していただき、勉強だけでなく何事にも一生懸命に取り組むことが大切だとお話しされました。
カナダについてだけでなく、そこで活躍している方々のご経験を伺うことで、自分の考え方や将来の進路が広がるきっかけになる大変有意義な時間を過ごしました。
今後も修学旅行に向けた事前学習は続きますが、今回教わったことを現地において、また今後の人生においても活かしてほしいと思います。