瀧野川女子学園中学校
初の試み!高1「プログラミングとロボティクス」
ごきげんよう。
8月の夏期講習期間中、高校1年生向けに「プログラミングとロボティクス」の授業を行いました。中学課程では2年次に、創造性教育「大道芸ロボットを創ろう」でロボット作りを行いますが、高校生では初めての試みになります。
今回は、一つのものを作る上で、機械部分・電子回路・プログラミングなど、様々な要素が必要であることを認識するために行いました。
「ものを観察し、仕組みを考えて形にすることができること」、そして「生徒自身が実際に手を使ってものを作ることで、仕組みを考え活用できるようにすること」が目標です。
生徒は一人1本ずつ木材でロボットの指モデルを作成し、5人1チームで組み合わせてロボットの手を作成します。
「指」の関節の動きが再現できるよう、木材を組み合わせていきます。
事前に作成した「手のひら」の機械部分の配線などに接続し、回路を繋ぎます。ロボットの手が完成したら、自分たちの考えたポーズやじゃんけんの手を綺麗に表現しました。
それをコンピューターに繋ぎ、プログラムで手を動かし、イメージした動きになるようプログラムを修正します。
このように、実際に自分の手を使って作ることで、仕組みを考え活用できるようになります。
動画でもご紹介していますので、ぜひご覧ください!
今回の授業は、情報、技術、理科の先生がタッグを組んで行いました。
荒若先生(技術)は指と手の構造の素材と仕組み作り、明石先生(理科)は指と手の構造の素材と仕組み作り、設計、プログラミング、齋藤先生(理科)は電子回路とプログラミング、山岸先生(情報)は環境構築と、それぞれの専門分野を担当しました。
生徒たちは、自分たちで配線してロボットが動いた時には感激した様子で、自分たちの意図しない挙動をした時には、原因を探ることも楽しんでおり、「次は腕も作ってみたい」など、次回を期待する声も挙がりました。
今回は「プログラミングとロボティクス」でロボット作りの入口を提示し、まずは体験することに留め、高2の「情報Ⅰ」の学習へと繋げます。
創造性と起業家精神、そして「欲しいものは自分たちで自由に創る」という先端的なエンジニアリングデザインを育む本学園ならではの独自教育で、大学や実社会で求められる力を育んでいます。
あかつき祭では、創造性と起業家精神を活かした企画をご用意して、お客様をお迎えします。ぜひご期待ください。