郁文館中学校
【グローバル高校】協働ゼミ(SDGs探究)成果報告会が行われました

“1人1校1年間留学”を控えたグローバル高校1年の生徒たちが、自らの研究成果をポスタープレゼンテーション形式で発表する「協働ゼミ成果報告会」が開催されました。
「協働ゼミ」とは、3年間を通じて各生徒が授業や国内外での様々な活動を通じて世界規模で取り組むべき重要な問題について学び関心や知識を深め、自ら行動に移すことができる力を育んでいくグローバル高校独自のゼミです。1年生では興味・関心があるテーマの初期研究成果をまとめ、2年生では留学を通じて実践研究を重ね、3年生では研究の集大成として論文発表を行います。
今回は、その第1弾である1年生の成果発表会の様子をご紹介します!

生徒たちは、SDGsをテーマにした探究活動を通じて社会課題に向き合い、1年間の学びの成果をそれぞれ発表しました。友人や先輩だけではなく、家族やグローバル高校の受験を間近に控えた受験生、さらに外部アカデミストも訪れ、多くの人々にその成果を伝える貴重な機会となりました。
それぞれ発表内容は多岐にわたり、日本語でまとめる生徒だけではなく、英語でのレポートや発表を行う生徒も!

その場での参加者からの難しい質問にも、自分の研究に対する深い理解をしっかりと示し、誠実に、そして自信を持って答えていました。
例えばヘルスケアを研究する生徒が、「一般的に日本では、心の病気になって病院に通うことにネガティブな印象を持たれるケースが多い。反対に海外では、メンタルヘルスケアが日常に溶け込んでいて身近な存在になっている。留学中にヘルスケア関連のボランティア活動に参加して学びたい。そして留学後にその経験を活かして日本にヘルスケアを広めていきたい。」と語る姿がありました。
彼らの研究への真摯な取り組みと、留学を控えた国際的な視点が発表や回答の中に自然と表れ、その努力と成長が感じました。
生徒たちの成長が頼もしく、そして留学への期待がさらに高まる成果報告会となりました。グローバル高校では、世界と繋がり社会変革に貢献する実践型SDGs教育を続けていきます。