瀧野川女子学園中学校
【高校1年・一貫4年】奄美研修旅行 最終日

ごきげんよう。4泊5日の奄美研修旅行もとうとう最終日を迎えました。九州が梅雨入りというニュースもありましたが、日頃の行いのおかげか、研修期間中は晴天の日もあり、ほとんど傘をささずに過ごすことができました。
最終日は、ビーチクリーンを行いました。宿泊しているばしゃ山村の目の前にあるビーチは、いつもばしゃ山村やマリンビレッジの皆さんが清掃をしてくださっているお陰で、ゴミ一つなく、安全に歩くことができます。お世話になった奄美の海に感謝すべく、私たちも一緒にゴミ拾いを行いました。
綺麗に見えるビーチも、よく見てみると小さなゴミが落ちていました。中には、外国から流れ着いたウォーターボトルや缶などがありました。このようなゴミが、小さなプラスチック片となり、私たちが出会った海ガメや魚を傷つけてしまうのです。この5日間で奄美大島の自然を体感してきましたが、私たち一人一人がこの自然を守るために動いていかなければ、この美しい海や山、かわいらしい生き物を今後に残すことができなません。ゴミを拾うという小さな行動も、自然を守るための第一歩であることに気付かされます。最後に、お世話になった海と奄美大島に感謝を述べ、ばしゃ山村を後にしました。
最後の昼食は、ひさ倉の「鶏飯」です。鶏飯とは、奄美大島の郷土料理で、ご飯の上にほぐした鶏肉や錦糸卵、パパイヤの漬物、干し椎茸の煮物などをのせ、鶏のスープをかけていただくものです。それぞれのご家庭やレストランで味付けが異なり、今回お邪魔したひさ倉では、奄美大島の中でも1位、2位を争うほど美味しい鶏飯をいただくことができます。そのおいしさに生徒たちは大満足!4〜5杯おかわりをする生徒たちもいました。
奄美大島の最後の食事を楽しみ、元気いっぱいになって奄美大島を旅立ちました。空港では、お世話になったアマニコさんたちがお見送りにきてくださり、生徒たちは大興奮!奄美大島とのお別れを惜しんでいました。
奄美研修旅行は、生徒たちにとってとても大切で、最高の思い出になったようです。そのように、充実した研修旅行を遂げることができたのは、何よりもたくさんの方々の支えがあったからです。私たちを温かく迎えてくださった奄美大島の方々、この旅行を安全に充実したものにするために努力してくださったアマニコ、ばしゃ山村、ネイティブシー、マリンビレッジ、旅行会社の皆様。そして、入学して間もない我が子を送り出してくださった保護者の皆様。多くの方々のおかげです。感謝申し上げます。ありがとうございました。今後、皆様により一層立派になった生徒たちの姿を見ていただき、このご恩に報いることができるように、生徒、そして学校全体で頑張って参ります。ありがとうございました。