湘南白百合学園中学校
SDGs有志団体「SEE」 ビーチアナウンスに挑戦!

本校のSDGs有志団体SEEでは、生徒たちがアンテナをしっかりと伸ばし、自分たちができる社会貢献に積極的に取り組んでいます。先日は藤沢市の海岸でのアナウンスの録音を行いました。
特に夏の観光者向けに、海岸の環境改善を促すアナウンスの録音を行いました。3年前にある生徒が地元の海岸の景観・環境を保ちたい、という想いから市役所の方々にご相談し、今年まで継続してきた取り組みです。初めは日本語版の原稿のみで行っていましたが、翌年は英語版を追加、昨年は韓国語にも挑戦しました。今年は海水浴場の方々からもご提案をいただき、中国語でもアナウンスを録音しました。
生徒たちは夏休み中に海岸で実際に流れるアナウンスを聞き、観光でいらした方々にどのように伝わっているのか、さらに伝わりやすいように工夫はできないか、分析も行いながら毎年チャレンジしています。「海にゴミを捨てないで」というフレーズだけでなく、その後のことにつなげ「海に流れたゴミを海の生き物が誤って食べてしまう」こと、「マイクロプラスチックを食べた魚を私たち人間が口にする可能性」もあることなどを添えて協力を呼びかけています。この活動は後輩にも引き継がれ、今年も新たなメンバーを迎えて継続しています。生徒たちが自分たちで必要なこと、できることを考え、行動に移すことができ、後輩につながっていく、新たな歴史が築かれています。
7/1の海開きより、海岸では定期的にアナウンスが流れております。江の島近辺の海岸にお越しの際は、本校生徒のアナウンスに是非耳を傾けてみてください。