学校からのお知らせ

瀧野川女子学園中学校

入試を体験!苦手も克服しよう!

ごきげんよう。

先日、中学受験生向けに、入試の雰囲気をそのままに、2科の問題と面接に挑戦できるイベント「入試チャレンジ」を開催しました。解説会では出題傾向や間違いやすい問題の解き方のポイントを紹介しました。

受験生が体験イベントに参加している間、保護者の方向けに学校説明会を行いました。説明会の中で、中高一貫5年生の二人に、創造性教育と校外学習についてインタビューしました!

◯入学前と比べて、創造性教育の印象はどうですか?
Kさん:とても自由な感じだと思います。最初は堅苦しいものだと思っていました。

◯入学して最初の創造性教育ではブレインストーミングをやりますが、その時みなさん緊張した表情だったのを覚えています。
Kさん:最初に「ブレストをやります」と言われ、「やってみたいこと」や「叶えたいこと」を書き出すことになったのですが、“何を書いたら良いんだろう…”とすごく考えてしまってペンが進まなかったのですが、先生から「“叶わないかもしれない”で書かないのではなく、とりあえず思いついたものを書いてみて」と言われ、“こんなこと実現するのは難しいよな”と戸惑いながらも書いていったのを覚えています。しかし、みんなが出した案から実現する方法をみんなで考え、現実的になっていく過程をみて、新しい世界が見えた気がして、楽しかったです。

◯その後、「理想の街をつくろう」というテーマで最終的にはジオラマをつくりましたね。
Rさん:私たちは浅草とお台場をモデルに、自分たちの理想の街をつくりました。実際にフィールドワークで街をみて、理想の街のジオラマをつくりましたが、「もっとクオリティを上げたい」という思いや、みんなの意見が増えすぎてしまい、実際の浅草やお台場からはかけ離れたものになりましたが、私たちの理想が叶う街になりました。

◯ジオラマの中に四季塔を作ったんですよね。
Rさん:外国の人が訪れた時に、日本の四季を感じられたら良いなと思い、各季節を代表するものをイメージした塔を作りました。

◯発想の柔軟性を感じられました。2年生ではロボットをつくりましたが、感じたことはありますか?
Kさん:ロボットは東京工業大学の学生さんと一緒に作るのですが、当時は「こういう動きをさせるにはどうしたら良いですか」など遠慮なくたくさん要望を伝えていましたが、今思い返すとすごい人たちと関わっていたと思うので、貴重な経験でした。

Rさん:自分一人ではできないプログラミングやハンダゴテなど、工学系に興味なかったのですが、ものづくりが苦手な中でも楽しむことができました。

◯3年生では1年間自分の好きなことを研究して、7分間のプレゼンに込めます。やってみて感じたことはありますか?
Rさん:私は色について調べました。“青と黒のドレスが白と金のドレスに見える人がいるのはなぜだろう”という疑問から、いろんな資料を調べてそれをまとめたこと、学年代表として選べられプレゼンしたことが印象的でした。

Kさん:私は創造性教育の中で、この3年の発表が一番記憶に残っています。人前で話すのが得意でも好きでもなかったのですが、普段から発表する機会が多く、楽しいと感じるようになりました。自分の好きなことをやっていいと言われ、授業中に自分の好きなことだけずっとやっていて良いのが嬉しかったです。また、周りの人からは「中学生でここまでのスライドをつくれるのは、なかなかいないよ」と言われたことが嬉しかったです。自分の思いを伝える力、プレゼンのスライドをつくる力が身につきました。

◯4年生の商品企画コンペティションや5年生の事業化実習はどうでしたか?
Rさん:4年生で近未来の商品を考えるのですが、欲しいものは大抵すでに世の中に存在していて、今はまだないものを見つけて考えることに悩みました。しかし、この過程が5年で活き、他社と被らないオリジナルなものをつくりたいと思うようになりました。自分たちで考えることは難しいですが、会社がつくれるということ、また、会社の中で私は会計の役割だったのですが、出資金から利益を出すために、コストを考えて商品をつくることが難しかったです。

Kさん:事業化実習では、ゼロからものをつくる大変さを身に染みて感じました。ただのキーホルダーにしたくなくて、“こういうものにしたい”というイメージはあり、それを形にするのが大変でした。会計、製造、広報など部署に分かれて作業することで、自分の役割に集中して考えられるというのが、社長という役割の中で知ることができました。


◯ハワイ諸島修学旅行のチャリティバザーで販売することで楽しみなことは?
Rさん:普段ネイティブの先生と会話をしていますが、日本語でも理解してくれるので伝えたいことは伝えることができていますが、ハワイの人は日本語は伝わらないので、自分が5年間でどのくらい英語力がついたか気になります。英検などは対策することで点が取れますが、本当の実力を試すことができる機会なので、頑張って販売したいです。

Kさん:英語がどれくらい通じるのか試したいのもありますし、私たちがつくった商品があかつき祭では人気でよく売れましたが、海外の人の反応をみるのが楽しみです。

◯これまでの校外学習で楽しかったエピソードを教えてください。
Rさん:2年生の奄美大島が一番印象的です。一週間奄美で過ごし、都会じゃないところで、iPadもほぼ使うことなく、大自然に触れる貴重な体験をしました。マングローブ林や綺麗な海で海亀と一緒に泳いだり、現地の人の温かみに触れました。

Kさん:1年と4年の時に行くブリティッシュヒルズ語学研修がすごく印象的です。1年生の時は緊張して声も出せなくて、最初は英語で全然話すことができず、3日間いる間に徐々に慣れて話せるようになったのですが、4年生になって再度訪れた時に、予想以上に自分が英語で話せてびっくりしました。2回同じところに行けたことがよかったです。

◯3年の伊勢歴史旅行はどうでしたか?
Rさん:伊勢神宮の内宮・外宮に行く前に、伊勢の博物館で伊勢の歴史を知り、どんなことをする場か神宮のことを学びますが、知識だけでは感じられない空気感がありました。伊勢神宮に一歩入った瞬間から空気が変わったのを感じました。

Kさん:ガイドさんが「ここに祀られている神様はこういうことを願います」といった豆知識をたくさん教えてくれたのが楽しかったです。

◯瀧野川女子学園に入学してよかったと思うことは何ですか?
Rさん:手厚い指導です。クラスの人数が少ないからこそできる活動があります。みんなと話し合う時間もたくさんあり、先生からの指導も一人当たりの時間をたくさんもらえ、「わからない」をなくすことができます。英語が苦手でしたが、英検に積極的に挑戦するようになったのも、先生たちが親身になってくれたことで、苦手だけど英語が好きになりました。

Kさん:人前で話せるようになったことです。少人数制で、一人ひとりに活躍できる場があります。わからないことも手厚くサポートしてくれますし、積極的に手を挙げられない時でも、先生が「やってみたら?」と背中を押してくれ、活躍できる場を与えてくれる先生が多いです。

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