瀧野川女子学園中学校
【茶道】ICTを活用した授業
ごきげんよう。
毎時間全授業でICTを活用!全生徒・全教職員が1人1台持つiPad Pro&Applepencil、全普通教室で黒板の代わりに導入した大型モニターを、授業の中でどのように活用しているのか、ご紹介いたします。
今回は茶道の授業の様子です。
最初の授業では、茶道の基本的な内容をまとめた資料をMetaMoJiで共有し、モニターで見るだけでなく、生徒一人ひとりの手元のiPadでも見られるようにしています。ここで、茶道の歴史や道具の名前、お水の種類など、茶道に関する知識を覚えていきます。また、国際社会だからこそ、海外の人に日本文化を伝えるときにも役立つよう、英語での表現についても習います。
座学に関する課題はMetaMoJiのプリントに書き込んだり、GoogleClassroomを介して提出したりします。課題では、和菓子について調べたり、12ヶ月の茶花について調べたりしました。
今年9月に新しい和室が完成。
ICT化した授業に欠かせないモニターも設置。
実践練習ではまず、茶巾のたたみ方など、お茶を点てる準備の所作を先生と確認。
資料映像を見ながら、所作の一連の流れを振り返ります。
この日のお菓子は「うさぎ」。
毎回違うお菓子がでてくるので、生徒も楽しみにしています!
今回はお盆点てで自服します。
オンライン授業の時には「オンライン茶会」を実施。自分の好きなお菓子を用意し、家にある湯呑みやコップなどにお茶を入れて、お茶を飲みながらゆっくりする時間を共有しました。オンライン茶会を行った生徒の感想では、「ゆっくりする時間で、味もいつもと違う感じがした」「良い気分転換になった」といった声がありました。
先生からは、「必修科目として全員が茶道を始めるきっかけをつくることができるので、お茶に興味を持ってもらえたら嬉しいです。卒業した後も、“お茶が美味しかった”という気持ちを思い出して、いつでも戻ってきて欲しいです」とお話しがありました。