ドルトン東京学園中等部・高等部
戦争の記録を辿るラボ
テーマラボ「戦争の記録を辿るラボ」では様々な活動を通して、戦争について学んできました。
平和祈念展示資料館訪問に続き、9/16(金)は調布市の生涯学習課が提供しているプログラム、被爆体験者の講話。
戦後77年。沖縄、広島、長崎でも、直接戦争体験者の方の講話を伺うのは難しいのですが、調布市にはそのプログラムがあるとのことで依頼したものです。
1時間以上の講演にも関わらず参加した生徒たちはよく集中して耳を傾けていました。
83歳の講師の方から最後に、「人の想いはそれぞれ違うけれど、苦しいことや意のままにならないことをどのように考え、ふるまうか。賢い行動ができるのかが人類だ。そしてよく考えること。相手が何と言おうと、自分の考えを大切にしてほしい」というメッセージを頂きました。
戦争をテーマにした学習を教育現場で行うことに危うさと難しさを感じつつ、それでも国際社会で活躍するドルトンの生徒達には日本が伝える事実を知った上で、世界から見た戦争の事実を知ってほしいと願っています。
多面的多角的な見方を身に着けるための最初の「面」作りです。