学校からのお知らせ

瀧野川女子学園中学校

チームで新しい商品を生み出そう!創造性教育「事業化実習」

ごきげんよう。

起業家精神を育む「創造性教育」では、デザイン思考を用いて新しい価値をつくり出し、世界をより良いものへと変えていく考え方や力を身につけます。

集大成である高2「事業化実習」では、仲間と共に起業に挑戦する中で、自分が興味のある分野や、自分の好きなこと、自分が成し遂げたいことが見えてきます。事業化実習を通して、「仕事とは何か」「会社とは何か」「資本主義とは何か」といった、実社会を擬似体験できる仕組みになっているため、自分の進路について実体験をもとに向き合うことができます。

事業化実習のルールは2つ。自分たちの手で作れるものであること。そして、役割分担してチームで成し遂げること。

事業化実習では始めに、約15名でチームを組み、会社のコンセプトを考えます。そしてそのコンセプトをもとに、商品を開発します。商品開発ではブレインストーミングでみんなの意見を出し合い、どのような商品を作るか検討します。

チーム内では、社長や副社長といったマネジメント、会計、広報、製造に分かれ、自分の得意を活かしたり、興味のある仕事に挑戦します。
会計はチームで出し合った資本をもとに、商品製造の予算を立てたり、利益を出し、かつ多くの人に買っていただける価格設定を考えたり、最終的な決算報告を作成するまで行います。
広報はCMを制作したり、商品の魅力を引き出す装飾や一目でイメージが伝わるパンフレットデザインを考えたりします。
製造はイメージする商品を再現するために、材料や製法を変えるなど試行錯誤して商品を作り上げます。また、品質を保ちつつ増産を考慮した製造ラインを考えることも必要です。
そしてマネジメントはチーム全体の動きを把握し、まとめあげます。

制作した商品はあかつき祭で販売し、その売り上げをもとにハワイ修学旅行でのチャリティバザーに向け商品を増産します。そしてチャリティバザーの売上は、現地の女性のための教育組織に寄付し、社会貢献します。
高校3年生では、事業化実習の1年間の取り組みをIR報告書にまとめあげ、決算報告とします。

社会の一連の流れを高校生のうちに経験できるので、自分の進路についてより具体的にイメージすることができ、進路指導も兼ねた独自の教育となっています。



受験生向け学校説明会では、実際に今年事業化実習に挑戦した高校2年生の代表チームによる発表を行なっています。
発表の様子については学園ブログで詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください!

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