瀧野川女子学園中学校
【卒業生が大活躍!】女子美術大学洋画専攻絵画コース学部4年生の選抜展に選ばれました
ごきげんよう。
2018年度に本校を卒業し、女子美術大学へ進学した南さんが、昨年、女子美術大学洋画専攻絵画コース学部4年生の選抜展に選ばれました。南さんは現在、女子美術大学博士前期過程に進学しています。
同大学3年後期の授業「絵画ⅢB 『コンペティション』」にて、専任教員と講師陣の多様な視点から受賞作品が選ばれ、受賞者8人の中から有志で集まった5人の受賞作品や、4年次になって制作された作品を紹介する「5人展」が2022年6月に開催されました。
受賞にあたり、南さんよりコメントをいただきました。
私は、毎年3年次の後期に行われる「コンペティション」という授業にて制作した、「福助人形はもう疲れた」という立体作品で川端薫賞を受賞しました。
「コンペティション」は、3年次絵画コースの学生が制作した作品の中から、8人の教員1人につき1人の学生に賞が贈られるコンペティション形式の授業となっています。
この授業課題を行なった2021年度はコロナ禍の最中だった事から、対面とオンラインを併用したハイブリッド授業でした。私はオンラインでの受講を選択したため作品制作は自宅で行い、先生方からの指導もオンラインで受けました。
オンラインを併用した授業のため、受賞についても受賞者一覧とそれぞれの教員からの作品講評文がオンラインにて配信される形でした。
また4年次には、「コンペティション」にて受賞した8人の学生の中から有志で集まった5人の学生による「5人展」を開催しました。
「コンペティション」で作品モチーフにした福助人形は、現在大学院での研究テーマにもなっており引き続き作品モチーフとして扱っています。その事を考えると、この授業は自分のやりたい事やつくりたいものが見え始めた重要なターニングポイントだったのではないかと思います。
南さんは高校在学中、美術部の部長を務め、冷静な判断力を持って、あらゆる活動において部員達をまとめ、牽引してきました。
意思の強さがあり、高い目標を持ち、目標を持ったら実行に移していく能力に長けています。美術部の仲間と切磋琢磨し、公募展への出品やあかつき祭パフォーマンスなど、あらゆる表現活動にチャレンジし、活躍してきました。
高校卒業時には美術部の大きな活躍が評価され、第21回「高校生新聞社賞」も受賞しています。
卒業してからも活躍する先輩の姿に、後輩たちも良い影響を受けたと思います。これからの活躍にも期待したいと思います。