瀧野川女子学園中学校
総合的な学習発表会を開催しました
ごきげんよう。
11/30(土)、中高一貫1年生〜3年生が総合的な学習発表会を行い、日頃の授業の成果を保護者の方に見ていただきました。
瀧野川女子学園の総合的な学習では、週に1回6年間の必修授業として、弓馬術礼法小笠原流の先生による「礼法」、古流松藤会の副総司上席による「華道」、江戸千家の実力者による「茶道」の授業を行っています。
中学1年生は礼法、中学2年生は華道、中学3年生は茶道の発表を行いました。
礼法(中学1年生)
はじめに、美しい姿勢やお辞儀、椅子の座り方、お茶のいただき方について発表しました。先生は、「なぜそのような所作をするのか」について理由も丁寧に説明します。
続いて「お正月の準備」として鏡餅について学び、ご家族と一緒に箸包みを折りました。昨今はお金を出せば手軽に買える箸包みですが、手作りの箸包が食卓に並ぶと温かみが増します。
華道(中学2年生)
はじめに季節の花を使い、各自、作品を生けました。花の丈や、挿す角度、位置、花器を含めた全体像を考慮しながら、思い思いに生けていきます。生徒達は日頃授業で練習しているだけあり、軽快なハサミ裁きで花を生けていきます。
続いて数名のグループになって“リレー華道”に挑戦しました。グループのメンバーで順に花を生け、みんなで一つの作品を作り上げます。生徒達は互いに相談しながら、楽しそうに生けていきました。
茶道(中学3年生)
はじめに茶器の名称や役割、襖を開けるところからの所作を確認しました。生徒達は先生のお手本を見ながら、一つ一つ丁寧に実践しました。
続いて保護者の方にお茶を振る舞いました。襖を開け、部屋に入り、お茶を点ててお出しし、片付けるまで、一通りの所作を披露しました。生徒達は緊張しながらもおもてなしの気持ちを込めてお茶を点てました。