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瀧野川女子学園中学校

【在校生インタビューvol.3】東京都立大学に公募推薦で合格したMさん

ごきげんよう。

東京都立大学 健康福祉学部 看護学科 に公募推薦で現役合格した、
高校3年生・特進コースのMさんに進路選択や合格した感想、今後についてお話を聞きました!

【合格が決まった感想】
広報:合格おめでとうございます!第一志望の大学に合格したお気持ちを教えてください。
Mさん:ありがとうございます!心配性なので、合否が出るまでは毎日ソワソワしながら過ごしました。自分の受験番号を見つけたときには、嬉しい気持ちと、親や先生への感謝の気持ちでいっぱいになりました。

【進路選択について】
広報:Mさんは何故、東京都立大学のこの学部・学科を第一志望に決めたのですか?
Mさん:将来、在宅看護師になりたいと考えており、その夢を叶えられるのがこの大学だと考えて選びました。高校生活で色々なことに挑戦していく中で、より良い進路を選びたいという思いが強くなりました。先生から「国公立もいいのではないか」とアドバイスをもらい、10校近く見学し、最終的にこの大学に決めました。
東京都立大学には付属の大学病院がない分、色々な現場に行って学ぶことができるので、そこに魅力を感じました。

広報:なぜ、在宅看護に興味を持ったのですか?
Mさん:弟が障害を持っていたこともあり、幼い頃から看護師になろう、と決めていました。
昔から自宅を出入りする看護師さんや保健師さんと接する機会が多くあり、身近な存在でした。その方達は私たち家族ともよく話をしてくれて、たくさん元気をもらいました。元々人と話すことが好きなこともあり、彼らの世界に近づきたいと思うようになりました。
中学の頃から体調が安定せず、体力勝負の看護の仕事ができるのか不安でした。高校に入ってからも早退や遅刻をしてしまう日もありましたが、先生方が寄り添ってくださり、「今できることをやろう」という考え方に導いてくれました。結果、高校でたくさんのことに挑戦し、形になったことが自信に繋がりました。

【受験で苦労した点】
広報:受験で大変だったこと、苦労した点があれば教えてください。
Mさん:贅沢な悩みなのですが、伝えたいことが多すぎて絞るのが大変だったことです。
元々、自己肯定感があまり高くなく、コロナ禍もあって、中学校生活ではあまり自分に自信が持てるような経験ができませんでした。高校に入って様々な挑戦を経て自分に自信が持てるようになりました。今は自分でも驚くくらい伝えたいことがたくさんあって、大学の面接練習や、推薦の志望理由書を書くにあたり、内容を絞るのが大変でした。

【瀧野川女子学園を選んだ理由】
広報:Mさんは高校受験の時、どうして瀧野川女子学園を選んだのですか?
Mさん:学校説明会で、校長先生と副校長先生が繰り返し「夢中になれること、好きなことに思い切り挑戦しましょう」と伝えてくれたからです。
中学時代は1年生の冬休みからコロナ禍に入ってしまい、好きなことができなかったので、高校では、自分で何かを成し遂げた経験や実感が欲しいと思いました。実際入学してみると、想定していたよりもずっと、好きなことに挑戦できる環境が整っていました。学校行事も「コロナだから」と中止してしまうのではなく、実施する方向で考えて動いてくれる学校の姿勢がとてもありがたいと思いました。本当にこの学校を選んでよかったです。

【学校生活について】
広報:学校生活を通して、一番印象に残っていることを教えてください。
Mさん:創造性教育の一環である「事業化実習」ですね。私は副社長を務めたのですが、チームメンバーが事業化実習に対してそれぞれ異なる思いを持っていたので、みんなの意見をまとめるのが大変でした。チームで何度も話し合いをして、少しずつみんなの“納得感”を獲得していきました。
最初は、意見を口に出して言いづらいメンバーがいることも踏まえて、MetaMojiのシェアノートで、意見を書くところから始めました。話し合いを重ねるにつれ、みんな自分の思いを言えるようになり、話し合いの密度が格段に上がりました。
ハワイチャリティーバザーに向けて商品を何個増産したら良いか、という問題に直面した際は、先生から頂いたアドバイスを基に、具体的な費用を試算してチームに提示することで、みんなで納得してあかつき祭の利益からお金を捻出し、増産を進めることができました。
ハワイから帰国して活動報告を作成する頃には、チームメイトと「(事業化実習は)いい思い出だったね」と共有できたことが嬉しかったです。

【3学期の過ごし方】
広報:3学期は、どのように過ごす予定ですか。
Mさん:高校3年生を対象に開催される特別講座の中で、大学進学後役に立ちそうだな、と思うを受講します。具体的には、文章能力を高めるための講座と、プレゼンスキル向上を目的とした講座を申し込みました。
大学からも事前の課題がいくつか出ているので、先生に相談しながら課題を進めていきたいと考えています。

【進学後にやりたいこと】
広報:大学に進学したら、どんなことをやりたいですか。
Mさん:小児看護学と在宅看護学の授業を受けるのを楽しみにしています。小児看護学は、障害を持った子供の未来を考えた上で、家族に対してもどんなケアができるのかについて学びたいです。在宅看護学は、高齢化や、各家庭の状況を踏まえて、患者さんを含めた家族全体の生活をどのように支えていくかを学びたいです。

【瀧野川女子学園を検討している受験生へのメッセージ】
広報:最後に、本校の受験を考えている受験生の皆さんへメッセージをお願いします。
Mさん:私はこの学園に来て、とても充実した3年間を送ることができました。この学校では、勉強もそれ以外の活動も、様々なことに挑戦させてくれる環境と、それをサポートし、応援してくれる先生方がいます。この学校で、好きなことに思い切り挑戦して、自分に自信をつけて欲しいです。

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