東洋大学京北中学校
中学3年生 カナダ修学旅行に行ってきました
11月15日(金)~21日(木)に中学3年生は、カナダのブリティッシュコロンビア州に位置するバンクーバー、ビクトリアへの修学旅行を行いました。今回の修学旅行は、中学校生活の集大成として臨む学習活動とあって、生徒たちからは事前学習や学校交流の準備段階から相当な意気込みが感じられました。
出発当日、集合場所の成田空港には遅刻する生徒もなく、時間通りに全員が集合しました。
8時間半のフライトの後、バンクーバー空港に到着。
アメリカとカナダにまたがるピースアーチ州立公園を見学し、陸の国境を体験しました。
その後、フェリーでビクトリアへと渡りました。
バンクーバーもビクトリアも天気が良く、生徒たちは屋外での活動をとても楽しそうにしていました。
ビクトリア到着後はすぐにホームステイオリエンテーション会場に向かい、ホストファミリーと合流しました。
事前にメールでやり取りを行っていたこともあり、初対面ながら早々に打ち解け、多くの生徒が笑顔でホストファミリーと会話をしていました。
この日から2日間はそれぞれホームステイ体験を行いました。生徒たちからは頑張って英語でのコミュニケーションに取り組んでいるという話が聞かれました。週末ということもあり、カナダの大自然を満喫したり、本校のプログラムにはない地域の観光をしたり、ホストファミリーと共に家族の一員として大いに楽しんだようです。
現地3日目は、ビクトリア市内の散策がメインの活動です。
午前中は現地のガイドによる、市内散策です。イヤホンガイドを付け、議事堂などの市内の旧所名跡を訪ね、カナダの建国に関わる人物や街の歴史などを学びました。生徒たちは、現地のガイドの話に真剣に聞き入っていました。
午後はガイドなしで、渡航前に班員全員で立てた計画にそって活動しました。慣れない土地ですが、午前中に散策をしていたせいか、それぞれの班が楽しそうに見学を行っていました。
4日目、ビクトリア最後の日の締めくくりは現地校との交流です。
現地校シーダーヒル中学校の生徒たちの歓迎を受け、交流会は始まりました。交流会の前半はセレモニーが中心で、現地校の生徒からは、先住民の「歓迎の音楽」やラグビー部の実演、本校からは茶道部生徒による茶道パフォーマンスが行われ、プレゼント交換を行いました。
後半はシーダーヒル中学校の生徒による校舎案内がありました。その後は、生徒たちが事前に準備していたスライドを用いて日本文化について英語でプレゼンしたり、自己紹介をしたりしました。
今まで学習してきた英語でのコミュニケーション能力を駆使し、四苦八苦しながらも積極的に英語を話していた姿が印象的でした。
この日は、「これから天候が悪くなるけど大丈夫?」とホストファミリーから心配されていましたが、幸運にも予定通りにフェリーに乗ることができ、無事にバンクーバーに到着しました。
グランビルアイランドという大きなショッピングセンターに立ち寄った後、Convention Centreのオリンピック表彰台のある場所にて記念撮影しました。
最終日、日本に帰国した生徒たちは一段と成長した姿を見せてくれました。生きた英語を経験し、カナダならではの大自然や歴史に触れ、異文化を肌で感じた経験により、彼らの視野は大きく広がったはずです。英語が通じた喜びはもちろんですが、聞き取れなかった悔しさも含め、現地で過ごした日々のすべてが生徒たちの生涯の財産になることでしょう。
この経験を今後の人生に活かしてほしいと思います。