佼成学園女子中学高等学校
高2【SGコース】冬の特別授業
SGクラス9期生(高2)は、12月に様々な特別授業を実施しました。
佼成学園高等学校グローバルコース 研究交流会
12月12日(木)、佼成学園高等学校にお邪魔して、高校2年グローバルコースの皆さんと研究交流会を実施いたしました。
男子校グローバルコースは、アントレプレナーシップ教育を実践しています。今回は男子校はビジネスピッチ、女子校は研究論文のアウトラインをそれぞれ発表し、教員も交えてお互いにフィードバックをしました。
課題研究を行う女子校SGクラスの生徒とは異なる視点で学習を進めているからこそ、お互いの発表に対して新鮮な反応を得ることができました。
成城高等学校カンボジアキャラバン 研究交流会
12月18日(水)、本校にて新宿区にある成城高等学校の皆さんと研究交流会を実施いたしました。
成城高校の皆さんは、この夏に4泊6日のカンボジア研修を実施されています。同じ東南アジア圏でフィールドワークを実施した生徒たち同士が、それぞれの実践を報告したり、執筆中の論文についてディスカッションをしたりすることで、お互いに良い刺激を受けることができました。
青山学院大学地球社会共生学部 林拓也教授講義「現代アジアの課題」
12月20日(金)、青山学院大学地球社会共生学部の林拓也教授より、「現代アジアの課題」と題して講義を実施していただきました。
まずは、「生産するアジアと消費するアジア」という観点で、世界経済におけるアジアの急成長について学びました。
アジア地域に対するイメージを問われ、マイナス面を多く挙げた生徒たちは、自身のイメージだけでアジアを捉えていたという事実を痛感していました。今夏に14日間タイフィールドワークに行った経験があるからこそ、現地で見たことを印象で語るのではなく、データに基づいて正しく現状を理解する必要がある、ということを学ぶ良い機会となりました。
続いて、「老いていくアジア」「疲弊するアジア」という観点から、アジアが直面する急速な高齢化と、社会発展を置き去りにした経済発展によって疲弊した社会の様相などを語っていただきました。
講義の最後には、アジアの成長に伴ってプレゼンスの低下した日本に住む自分達が、これからのアジアにおいて果たす役割は何なのか?という問いかけがあり、生徒たちは真剣に考えていました。