湘南白百合学園中学校
JICAエッセイコンテスト 学校賞ほかを受賞しました

JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2024にて、本校の生徒が「独立行政法人国際協力機構 横浜センター所長賞」と「青年海外協力隊OB会会長賞」を受賞し、学校としても学校賞をいただきました。今年度のエッセイコンテストのテーマは「未来の地球のために~私たちにできること~」。
様々な場面でSDGsという言葉を耳にしますが、解決しなければならない課題はとても大きなものです。このエッセイコンテストに応募した生徒たちは、「13歳のわたしには何ができるだろう」と考えに考えを重ねて言葉を紡いでいました。
生徒たちのヒントになったのは、毎日の学校生活。探究の授業では「困りごとを解決する」をテーマに、自分で課題を見つけ、その解決方法を調べ、考える時間を持ったり、宗教の授業では、聖書のお話などを通して目の前で困っている人に手を差し伸べることの大切さを学んだり、それぞれの授業で多様な角度から人や自然との「関わり」の大切さを学んでいます。また、授業だけでなく、部活動やフィリピン支援ボランティアPVOやSDGs活動団体SEEなど、日常のあらゆる場面が生徒の学びの一翼を担っています。
表彰式ではJICAの職員の方にいらしていただきました。表彰をしていただいた後、「中学1年生のわたしにできること」について真剣な眼差しで質問をし、世界と繋がっている職員の方に直接アドバイスをいただく機会に目を輝かせていました。
点と点が繋がり、一つの線になるように、一人ひとりの小さな行動が未来の世界を作ります。受賞を通して、さらに学びを得た生徒たちがよりよい世界のために一歩踏み出すことを願っています。