湘南白百合学園中学校
江ノ島フィールドワーク お茶の水女子大学S&E研究所連携

中学生の希望者を対象に、江ノ島のフィールドワークを、連携しているお茶の水女子大学サイエンス&エデュケーション研究所の先生方と一緒に行いました。学校の見晴台から毎日眺められる江ノ島は、地学や生物の学びの宝庫です。専門家の先生方のレクチャーのもと、生徒たちは実地での経験を通して学びを深めました。
潮溜まりの生き物観察では、網とバケツを手に、海水の中のアメフラシやイソギンチャクなどを採取して写真に撮ったり、触ってみたり。初めは腰が引けていた生徒たちでしたが、すぐに慣れ採取に夢中になっていました。
その後、江ノ島のシンボルでもある「シーキャンドル(灯台)」に上って、高所から島の断層を確認した後は、島に残る地層を歩きながら観察して回りました。関東ローム層が露出している場所などでレクチャーを受けると、普段の理科の授業とも繋がった様で、生徒たちは興味深そうに眺めていました。
大学の専門家の先生方と、現地だからこそできる学びを楽しんだ生徒たち。春休みにかけて、様々なチャレンジができる機会を用意して、生徒の視野を広げています。