佼成学園女子中学高等学校
【高1SG物理基礎】Problem-Based Learningを実施

昨年度の高校1年生SGクラス物理基礎の授業において実施した、Problem-Based Learning(PBL)の様子をお伝えします!
PBL(課題解決型学習)は、生徒が主体的に課題を探究し、解決策を考える学習方法です。
今回は高校1年生の物理基礎で学ぶ内容である、運動方程式や力学的エネルギーをキーワードに含むような課題をグループごとに設定してもらい、実際に実験を生徒たち自身でデザイン、実施、検証の上で解決策を提案しました。

自動車事故の衝撃を和らげるのにスマートフォンの手ブレを抑えるジンバルが利用できるのではないかと仮説を立てて、スマートフォンの加速度センサーで検証するなど、各グループが工夫を凝らした実験をしました。

実験結果をもとに課題に対する解決策をクラス内でプレゼンテーションしました。終わったあとは達成感とホッとしたような感情が入り混じったあたたかい雰囲気になっていたことが印象的です。
実験等が思惑通りにならなかったグループもありましたが、それも含めて学びの機会になったようです。
今後も授業内外で生徒がチャレンジできる場を提供していきたいと思います。