藤嶺学園藤沢中学校
総合学習~高1テーマパークのブランディングとマーケティング比較研究~

高校1年生の総合学習の一環として、「テーマパーク(アミューズメントパーク)のブランディングとマーケティング比較研究」をテーマに、富士急ハイランドでフィールドワークを実施しました。
事前学習では、ブランディングおよびマーケティングの基礎知識を学び、富士急ハイランドの戦略を予測するとともに、ディズニーやUSJとの比較を通じて理解を深めました。
当日は、富士急ハイランド様のご協力のもと、探究活動につながるご講話をいただき、実際に現地でのフィールドワークを行いました
ご講話では、事前に打ち合わせたレポート内容に基づき、探究学習のヒントとなる富士急ハイランドの視点について、次のようなお話をしていただきました。
<講話の主な内容>
① 絶叫アトラクションへのこだわり
② ロケーションの活用
③ 入園料無料化という戦略的転換点
④ 富士急ハイランドが目指す方向性
講話の後は天候にも恵まれ、充実したフィールドワークを行うことができました。現地を訪れ、自ら
の目で見て、耳で聞き、空気を肌で感じながら学ぶことで、教室内では得られない多くの気づきがあったと思います。
今回の学びをもとに、最後は各自のレポートとしてまとめてもらいます。情報を整理し、論理的に分かりやすく伝えること、主観だけでなく根拠に基づいた表現を行うこと。そうした「情報を構造化し、表現する力」を、事後学習で丁寧に指導していきます。
このフィールドワークを通して育んだ「探究マインド」は、2年生以降の探究活動の基盤となります。また、大学入試で求められる思考力・判断力・表現力を実践的に養う貴重な機会でもあります。
「なぜ学ぶのか」「将来どんなことをしてみたいのか」といった問いへのヒントを、この1日から見つけ出してくれることを期待しています。

