藤嶺学園藤沢中学校
高校2年生探究授業~はじめての社会学・心理学~
はじめに、ゼミを始める前に自己紹介文とゼミ志望理由を手書きで、書いてもらいます。最初のゼミで、それを読み上げてもらい、生活史という社会心理学の方法で考察を行います。次に社会学・心理学の基本概念である行為とコミュニケーションの理解を試みます。
4回という限られた時間のなか、グループに分かれ、映画「12人の怒れる男たち」(1957年・1997年)を、人間-人々および状況の理解の試みのために鑑賞し、各自の考えを共有します。
このゼミナールは、社会事象への理解、考察のための視点と方法を学ぶことを目的としています。参考にしているのは、Erik Homburger エリクソンの理論です。E.H.エリクソンはritualization(儀礼化)を、自我の時空定位とまとめています。 なお、担当者のこれまでの経験、教育24年、学校心理士13年他に関連する個人テーマを持つ受講者には、必要に応じてゼミナールのほかに、個別に話しを聞くこともします。
