学校からのお知らせ

東洋大学京北中学校

受験生への校長メッセージ

「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る」

 これは、芥川賞作家・井上靖さんの名言です。
 努力する人は現状を良くしようと前向きに未来を見据え、怠ける人は責任や変化を恐れて現状の愚痴に逃げるという、行動と心構えの表裏一体を説いた言葉です。

 私もそうですが、上手く行かなくなると直ぐに人のせいにしてしまいます。子どもの頃は親のせい、大人になると友達のせい、同僚のせい、挙句の果ては社会のせいにもしたことがあります。
 すべての結果は良いことも悪いことも、自分がつくるものです。池に石を投げれば、波が立つのは自分が起こした結果であって、池が勝手に波を起こすことはありません。

 一生懸命に頑張っている人の姿は、いつも輝いて見えます。それはなぜなのでしょうか?それはきっと、文句も言わずにひたすら目的を持って前へ前へ進む姿が美しいからだと思います。
 よく「努力」と「希望」はワンセットなのだと言う方がいます。努力するから希望が湧く、希望が湧くから努力するのだという意味です。私たちは、ついつい現状の不満ばかりに目を向けて、努力を怠ってしまうことがあります。「希望」と「不満」どちらに目を向けるかが大事であり、それによって怠けようとする自分に打ち勝てるかどうかが決まります。本当は,不満があるから怠けるというより、怠けたいから不満を探すのかもしれません。なぜなら,私たちには、つい楽な方へ流されてしまう性質があるようです
 勉強だけではなく、部活動でも、委員会でも、趣味でも、何事に対しても不満ではなく、希望に意識を向ければ、きっと良い方向へ進んでいくはずです。つまり、私たちに必要なのは、「希望に、目を向ける」という意識なのかもしれません。

 あなたは、今日から「希望」と「不満」、どちらを語りますか?

東洋大学京北中学校

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