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東洋大学京北中学校

受験生への校長メッセージ

私が6歳の頃「上を向いて歩こう」という歌が大ヒットしました。後にアメリカ合衆国で「スキヤキ・ソング」(Sukiyaki)とタイトルを変え、ビルボードのウィークリーチャート(Hot 100)で、1963年6月15日から3週連続1位に輝くという金字塔を打ち立てた歌です。

 
この歌は、数々のヒット曲を飛ばした作曲家の中村八大さんと作詞家の永六輔さん、歌手の坂本九さん達「六・八・九トリオ」により、多くの人に口ずさまれました。
そんな永六輔さんの言葉に、次のような名言があります。

「文字でいうと、辛いのと幸せなのとは一本の線の違い。」

これは、辛い状況や苦しい試練も、あと少しの努力やポジティブな何か(一)を加えることで、幸せ(幸)に転じる事ができる、という前向きなメッセージや、困難と幸せは紙一重であるという意味でよく使われます。
これを言葉遊びと言ってしまえば、それまでですが一本の横棒ぐらい、ホンのちょっとした展開で、景色が変わり新しい将来の幸せに繋がっていくという意味で考えたいものです。
先日、電車に乗っていたら若い方から「どうぞ」と席を譲られました。その直前まで「辛」かった私でしたが知らない人の、たった「一」言で「幸」せになりました。

 
この言葉はまた、辛さの一歩先には幸せが待っていて、後一歩を踏ん張れるかどうかで結果が変わるのかもという意味だとおっしゃる方もいます。
もし今のままで終わったら、「辛」いままで終わってしまうかもしれません。でも、もう「一」頑張り、自分で自分に書き加えることができたら、それが「幸」せのスタートかもしれません。要は、「辛」も「幸」も「一」を加えるか、どうかの自分次第なのです。

あなたも自分の人生に、ホンの小さな「一」を加えて見ましょう。
きっと大きく変わりますよ!

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