瀧野川女子学園中学校
【音楽】ICTを活用した授業
ごきげんよう。
毎時間全授業でICTを活用!全生徒・全教職員が1人1台持つiPad Pro&Applepencil、全普通教室で黒板の代わりに導入した大型モニターを、授業の中でどのように活用しているのか、ご紹介いたします。
今回は音楽の授業の様子です。
授業の始まりは「体ほぐし体操」からです。今回はDA PUMPの「USA」に合わせ、先生が体操している動画をモニターに流しながら、クロールやバタフライの動きで肩甲骨まわりを中心にほぐしていきます。
続けて「発声体操」では肩や首を動かす体操をしてから、息を最後まで吐き切るスローブレスを行います。
音階に合わせて発声練習をしたら、校歌を歌います。モニターには校歌の歌詞が映し出されています。
ZARDの「負けないで」を手話をつけて歌います。手話のやり方は生徒のiPadに共有されていて、iPadを見ながら手話をつけます。
5分間の音楽鑑賞では、youtubeに公開されているショパンコンクール参加者の演奏動画をモニターで見ながら、iPadに気づいたこと、感じたことなどを書き込んでいきます。生徒からは、「手の動きがとても繊細だと感じた」「曲調に合わせた強弱のメリハリがすごいと感じた」など感想がありました。
このように音楽の授業では、モニターで動画や映像を流したり、板書代わりにmacbookやiPadで作成したスライドを表示したりしています。
生徒はGoogle classroomやMetaMoJiで先生から配信されたプリントをiPad上で見たり、Applepencilを使って書き込んだりします。
また、創作の授業ではiPadに入っているアプリ「Garage Band」を使って、曲を制作します。
太鼓やシンバルといった楽器の音をマスに入れるとネオンが光っているように表示されるので、例えば全体を魚の形になるように音をあてるとどんな曲になるのか、再生して聞くことができます。この場合、曲名は「魚」になるのでしょうか…。他にも「ABCD」や漢字の名前に見えるように音を当てはめて、曲を制作したりしていました。
また、同じアプリを使い、違った方法で曲を制作することもできます。
こちらは、詩を朗読したものをマイクで録音し、エコーなどをかけて「Lead Vocal」とし、他に弦楽器やボンゴ、スクラッチ、パーカッションといった楽器の音をあてて、曲を制作したものです。
1回の授業の中で様々なテーマを展開し、テンポよく進む授業にICTは欠かせないものになっています。また、生徒たちのアイディアを音楽で表現する際にもICTを活用し、より授業を面白く、発展したものにできています。
次回は礼法の授業についてご紹介します!