学校からのお知らせ

東洋大学京北中学校

「保護者のための哲学対話」を行いました

去る10月30日(土)、午前中に授業公開が行われた日の午後に、本校保護者を対象とした「第1回 保護者のための哲学対話 ”p4c Keihoku”」を開催しました。

哲学対話(p4c:philosophy for children)とは、世界各地で行われている「哲学的に考えるためのオープンなグループ対話」です。本校の「哲学教育」には、哲学対話の理念や手法がさまざまな形で取り入れられています。

この日は、はじめに「名づけられた自分」と社会的役割から解放されるためにペンネームをつけ、ゆったりとした雰囲気の中で哲学対話を行いました。選ばれたテーマは「利他的に生きることで本当に幸せになれるのか」。日常の忙しさから離れた不思議な感覚の中で、幸福とは何か、他者のために生きるとはどういうことか、自分の人生を振り返りながら思索が深まっていきました。

参加された保護者の皆様の感想の一部をご紹介します。



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あっと言う間に時間が過ぎました。

日常とは違う空間で他の方の考え方を聞いて、刺激を受けました。

楽しいひとときでした。

次回も参加したいと思います。



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午前に中1クラスの「哲学」の授業を拝見後、p4cに参加いたしました。自分自身が問いについて発言する側になると、問いの1歩手前の「なぜ」を考え、広げていくことが、問いの本質につながっていくヒントになると分かりました。他の人の問いについて、セッションを行った際は、個々人の背景から、物事の捉え方・感じ方・発言も様々な中で、自由に感じたことを伝え合える場は、自己理解や他者理解につながり、また他者の発言に触発されて視点も広がる等、面白い体験となりました。学生時代にp4cの授業を体験したかったです。これからも哲学の視点を生活の中に取り入れていきたいと思います。



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今回、初めて参加させていただきました。

参加するにあたり、事前にお送りいただいた国内・海外で行われているp4cの様子の動画で子供たちが哲学の対話を通して、どんどん積極的に変わっていく様子を、とても興味深く拝見しておりましたので、初めての哲学の対話を心待ちに当日を迎えました。

限られた時間の中ではありましたが、自分の自由な気持ちを言葉にして誰かに伝えるという、当たり前のことが、改めて自分自身にリラックス効果をもたらしてくれたことを実感し、心が解放されたような、すごく貴重な時間となりました。

また機会がありましたら、是非参加させて頂きたいです。どうもありがとうございました。



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何か原点に返った、リセットされたような気持ちになりました。皆さんと色々不思議に思っている事をシェアできて良かったです。この部屋で発言した事はこの部屋に留まるということで皆さんの思いをボールが、吸収してくれたと感じました。



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「保護者のための哲学対話」を行いました

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