海外研修で育む「たくましく生きる力」帰国生も注目の明るく元気な進学校!
4年連続で都内最多の志願者数を記録している東京都市大学付属中学校(世田谷区)。6月のオープンスクールでは19テーマに及ぶ体験講座が満席になるなど、今年も受験生から大いに注目されている男子進学校です。
そんな同校は、中3・高1の希望者対象に実施しているニュージーランド語学研修の内容を2013年に一新。2014年から帰国生入試も開始しました。グローバル化が進む社会を見据えたこれらの取り組みについて、狙いや成果を取材しました。
「たくましく生きる力」を身につけさせるNZ語学研修
「従来のニュージーランド語学研修は、語学の専門学校へ皆で通い、現地校と交流したり観光したりするものでした。生徒たちは『楽しかった』と満足度も高かったのですが、せっかくならばもっと生徒を刺激し成長させられるプログラムにしたいと考えたのが今回の内容刷新の発端です」こう話すのは小野正人校長先生です。
60名の募集定員の2倍以上の応募者があった新たなニュージーランド語学研修は、期間が約3週間に延び、一人一家庭にホームステイをしながらバディの生徒と現地校に通うスタイルに。到着初日からバディの高校生とともに英語での授業を受けるというから驚きです!
「生徒たちにとっては最初から挫折の連続でしょうが、うまくいかない体験をすることも勉強です。困難に立ち向かい乗り越える経験を経て、精神的にたくましくなって帰ってきたと思います」(小野校長)
英検1級取得者の入学も。全世界からの帰国生と国内生との化学反応に期待!
帰国生入試初年度ながら146名の出願を集めた同校。欧米や中国をはじめ、世界各国から受験生が集まったそうです。
「現中1の帰国生には、ネイティブスピーカーの教員による取り出し授業で現地校と同じような英語の授業も提供しています。優れた英語力はもちろん、異なる文化・習慣の中での生活経験を持つ彼ら自身が、周囲の生徒に大きな刺激を与えてくれる存在です。お互いに積極的に交わり、化学反応を起こしくれることを期待しています。
また、さらに、2015年入試では英語を使うグローバル入試を設けます。帰国生に限らず、国内のインターに通う受験生や英語が得意な受験生などへチャンスを広げます。理系に強い本校のこともよく理解された『科学大好き帰国男子』の挑戦を教員一同楽しみに待っています。」(小野校長)
より多くの受験生へ、チャンスを広げる!
2015年入試要項ポイント
(1)1日PM入試を2科4科選択、2科の開始を16:10に
他校の午前入試からより余裕をもって移動ができます
(2)2日AM入試に英語を加えた「グローバル入試」を導入
(3)帰国生入試に国語型を追加
帰国生受験者にも、受験チャンスを拡大!
(4)II類・I類の定員を分けます
コースごとの難易度をわかりやすくします
(5)4回連続受験者へ加点措置あり
第一志望の方のあきらめないチャレンジを優遇します
東京都市大学付属中学校
[学校HP]http://www.tcu-jsh.ed.jp/
〒157-8560 東京都世田谷区成城1-13-1
☎ 03-3415-0104
最寄駅/小田急線「成城学園前駅」徒歩10分。田園都市線「二子玉川駅」からバス20分「東京都市大付属中高前」下車。