山脇学園では、「志を育て、その実現の手助けをする」を進路学習指導のモットーとしています。「志」とは、自己知・社会知を身につけ、現代社会の様々な問題の解決に挑戦し、社会に貢献すること。志を持つことは、日々の学習や生活に対する主体的で前向きな姿勢につながるとともに、大学進学やその先の人生を貫く指針となります。一人ひとりの志を育む、本校の6年間のプログラムの一部をご紹介しましょう。

自己知･社会知を育むプログラム

新聞記事のスクラップをまとめた「INFO」

中1から実施している「今週の記録」は、自己管理力を身につけることをねらいとして、家庭学習などのその週の取り組みを担任に提出するもの。裏面には特に関心をもった新聞記事を貼り、コメントを書きます。これらをピックアップして編集した「INFO」は定期的に配布され、社会の様々な側面について理解を深め、自分の意見と他の生徒のコメントの比較・考察ができることにつながっています。
中2では、様々な業界の方から仕事内容をインタビューして原稿に仕上げ、学年でまとめて冊子にする「業界インタビュー」や、世の中で起きている事柄から様々な意見対立のあるテーマを設定し、それぞれの立場を知った上で自分の意見を発表する「マイオピニオンコンテスト」を行っています。

大学キャンパスツアーを高1で実施。研究室や学生の生活を見学。

自分の志を描くプログラム

中3では、大学の先生を本校にお招きし、学部学科の講義をしていただく「ユニバーシティウィーク」を行います。生徒たちにとっては自らの適性を理解し、多様な学問の扉を開く機会となっています。
高1では「大学キャンパスツアー」を実施。生徒たちが志望大学を設定し合格までの志を描く機会として、文系と理系に分かれて大学を訪問します。研究室の見学や、学生･卒業生の話をじかに聴くことで、憧れの大学を身近に感じることができます。

志を育む、新たな教育施設

ネイティブが常駐し留学を擬似体験できる施設イングリッシュアイランド

本校には、志の芽を育む「イングリッシュアイランド」と「サイエンスアイランド」という独自の施設があります。「イングリッシュアイランド」は、ネイティブが常駐し留学を擬似体験できる施設で、国際社会で活躍する志と資質を育てるための、多様なプログラムを実施しています。また「サイエンスアイランド」は、各実験室のほかに顕微鏡室・屋外実験場・継続研究実験室などを備えた科学的探究スペースで、高度理系専門職への志と資質を育む、様々なプログラムを行っています。中3では、これらの学問に志向を持つ生徒を集めた、「英語チャレンジクラス」と「科学研究チャレンジクラス」が設置されており、専門的な指導のもと特別活動を行う一方で、それぞれ異なる修学旅行（「イギリス語学研修」と「西表島野生生物調査隊」）でフィールドワークを行います。
多様な「志を育てるプログラム」によって、本校の生徒たちは学びへの意欲を持ち、自分の特性を認識しながら、信念を持って進路決定をしています。ここで抱いた志を持ち続け、社会で生き生きと活躍する女性へと羽ばたいて欲しいと願っています。

山脇学園中学校高等学校
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