私学探検隊

未来を幸せに生き抜く女性を育てるハイスキルキャリアエデュケーション

「多くの答えの中から自分なりの答えをつくる力」を育む

「高いステージでの社会参加を実現したい。そのために、生徒全員の意欲と自信を育む教育をしたいのです」と松田由紀子校長先生は、明確に語ります。
さまざまな体験や自らが主体となって取り組む探求型の学習を、中等1年生から6年生までプログラム化し、開始しました。学びの主体は自分であり、やるしかない。そうした状況の中から生徒個々が持つ可能性を引き出し、成果を実感させ、達成感を与えていくという教育がすでに始まっています。「こうした教育は、教科での学力を飛躍させる上でも有効」、女子教育の造詣の深い松田校長の言葉です。
同時に、女性の活躍の前提として英語力を設定し、徹底した英語研修・英語体験もプログラム化しています。卒業時には全ての生徒が英語による会話が可能、それが目標です。
自らの生き方を適切に選択し、生きがいと自信をもって活躍できる多様なスキルを獲得させ、生徒一人ひとりが幸せな未来を生き抜く教育、ハイスキルキャリアエデュケーションを教育の根幹に据えた所以です。

セブ島マンツーマン研修 オーストラリア研修と留学

学びの中核となるのが、4年次のオーストラリア研修です。特に、希望制の3ヵ月留学は生徒が自信と意欲を育む自立の機会とするのがねらいです。
また、1年生から毎年参加可能な英語マンツーマン研修をセブ島で開始し、すでに大きな成果が挙がっています。その他、上級生による下級生への英語活動、独自の英語合宿、海外の学校との交流、世界貢献デーなど、中等教育学校ならではの取り組みを多彩に展開しています。
新たな取り組みとして「ヤングアメリカンズ(以下YA)」への参加も松田校長先生は計画しています。YAは「若者の素晴らしさを音楽によって社会に伝えよう」と設立された非営利活動団体です。
音楽公演と教育を活動の二本柱とし、17~25歳のアメリカの若者たち、約300名で構成されています。その活動の一貫として、日本の学校やコミュニティを訪れ、一緒に歌やダンスのショーを作り上げます。
「ヤングアメリカンズが第1幕を、そして第2幕では本校の生徒たちが共演し、保護者の方々、友達、先生方にご覧いただきます。生徒たちはこの経験から英語力の大切さはもちろん、コミュニケーション力や自分から行動に移すことの大切さなど、多くのことを学び、そしてなにより活き活きと活動してくれることを期待しています」(松田校長先生)
「生徒一人ひとりが幸せな未来を生き抜く」という教育テーマのもと、横浜富士見丘学園は神奈川県唯一の女子中等教育学校として新たな挑戦を続けていきます。

横浜富士見丘学園中等教育学校
[学校HP]http://www.fujimigaoka.ed.jp/
〒241-8502 神奈川県横浜市旭区中沢1-24-1
☎ 045-367-4380
最寄駅/相鉄本線「二俣川駅」徒歩12分。