伝統の継承と革新への取り組み 未来へ向けて変わる跡見の教育
長い歴史のなかで培った自立した女性の育成
跡見学園は日本で最も古く、来年で140年を迎える歴史ある女子校。「ごきげんよう」の挨拶発祥としても知られ、女子教育の基礎を開いた学校でもあります。
本物を見抜く目を持ち、何かを創造できる手を身に着け、心で考え自己表現する。「目と手と心と」この3つが1つとなって自律・自立した女性となるという考えが跡見教育の柱です。長い歴史に裏付けされた教育方針のもと、6年間の学校生活の中で本物に触れ、人間として成長することで自立した女性へ導くと考えています。
高い知性と教養を備えて日々進化する社会に対応
学習面でも希望する夢の実現のために進路指導を行っています。6年間の学校生活を2年ごとに区切り、中学1・2年生で基礎力の養成、中学3年生、高校1年生で総合力の定着、高校2・3年生で実践力の完成を目指します。
国語、数学、英語に関しては、補習授業や難関大学受験クラスを中心とした7限目プロジェクトを実施。中学では、「できないからやらない」「やらないからできない」という悪循環をなくすため、少人数かつ複数教員によるチームティーチングできめ細やかな指導を行い、苦手教科の克服を目指しています。
特に英語には力を入れていて、ネイティブ講師が英語で行う英語特別クラスや少人数でネイティブ講師が担当する英会話教室など、充実したプログラムも用意。中学2・3年生の英語夏期集中クラスや、高校1・2年生での希望者による海外語学研修(オーストラリア、アメリカ)など、日常の授業では体験できない英語に触れる機会も設け、語学だけでなく、海外の文化についても学びます。
増える理系志望者に対応する数学習熟度別授業で苦手をなくす
最近の傾向として、保護者の希望、生徒本人の意志、いずれも理系志望者が増えています。また、進路では文系志望や、理系科目が受験に必要でない学部でも、大学で学問を進めていく上で理系の基礎が必要となったり、数学的な物事の考え方、導き方が有効になるケースも多いものです。なにより、数学に対して苦手意識を持ってしまうと早い段階から諦めることになります。中学1年生の9月から、苦手な生徒には基礎から、得意な生徒にはさらに深い学習を目指した習熟度別授業を進度は同じにして行っています。さらに、高校1・2年生の夏休みには2泊3日の数学合宿があり、1日中数学に取り組みます。わからなかったことが“わかる”体験は、学習に積極的になるきっかけとなります。やりたいことを進路にするためにも、苦手を作って進路の選択肢を狭めないような学習を試みています。英語と数学を学習の柱とし、しっかり身に着けることで未来へつながる学力を備え、さらにキャリア教育支援プログラムをはじめ豊富な支援制度で夢の実現をサポートしています。
跡見学園の財産でもある、ほかにはない伝統を守りつつ、移り変わる時代に合わせて学校教育も進化することで、社会で活躍する自立した女性を育成していくのです。
跡見学園中学校高等学校
[学校HP]http://www.atomi.ac.jp/jh/
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