低学年（中1・2）での取り組み

卒業生チューターでしっかりと学習をサポート

本校では、中学の始めにきちんと生活習慣と学習習慣を確立することを目標としています。日々の課題や小テストにコツコツと取り組んで、継続的に学習する力が将来を切り開く力につながると考えています。実際に多くの生徒が、中学の始めに身につけた「コツコツ努力するスタイル」で高校卒業後の進路を切り開いたり、卒業後も努力を継続し大学卒業後の進路につなげています。
生徒たちには、卒業生や保護者による講演会など、自分の将来を考える機会を多く設けているので、ロールモデルを参考にしながら自分の将来を考え、目標設定をします。
現在では、中1では手帳を用いてスケジュール管理の徹底を目指し、学習面では教員による指導だけでなく、卒業生のチューターの助けを借りて、気軽に質問に答えてもらったり、課題提出をサポートしてもらっています。
低学年の間にしっかり自己管理力を身につけ、中高の6年間だけでなく、その先の人生でも役に立つ基礎を固めることを徹底しています。

文武両道を目指して

夏期講習の理科実験の様子。放課後は部活動に取り組む

今年度より、夏休み中に補習とクラブの分離期間を設定しました。午前と午後で時間を分け、補習優先期間中にはクラブ活動を入れずに、補習に集中してからクラブ活動を行います。下校時間を延長して、クラブ活動時間も確保しています。これにより、今まで以上に補習に参加しやすい体制が整いました。また、希望者のみでなく、学年全員を対象とした必修補習も行っています。中1ではネイティブ教員による英会話講座を行いました。理科の補習などでは実験に多くの時間を割くこともできます。

英語教育の充実

高1全員参加のイングリッシュサマースクールでは英語のみで会話

本校の英語教育では、全員が同じプログラムを通して「読む、書く、聴く、話す」の4技能をバランス良く習得することを目指しています。特に発話の機会を授業の内外に取り入れて、生徒たちの自信を高めています。中学2年生では、夏休み中に全員がイングリッシュキャンプ（2泊3日の国内合宿）に参加します。また、高校1年生では全員がイングリッシュサマースクール（1日5時間で5日間行う校内研修）に参加し、ネイティブとのインタビュークイズやプレゼンテーションを行います。
学習段階に合わせたプログラムを経て、自信とともに英語への関心が高まっています。英検にも今まで以上に多くの生徒がチャレンジするようになりました。生徒の英語習得への意識の高まりと要望もあり、来年度からは、高校1年生の希望者対象のカナダ語学研修がスタートします。

三輪田学園中学校・高等学校
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