学ぶ環境が楽しいから、英語がどんどん好きになる!
教え教わり学び合うビッグ・シスター制度
横浜富士見丘学園では、今後ますますグローバル化が進む中、自らの“幸せ”をつかむには、高いコミュニケーションスキルが必要と考え、英語の習得に力を入れています。今回は、同校が昨年度から導入した「ビッグ・シスター制度」と今年度より開始した「セブ語学研修」に参加した6人の生徒に、それぞれ成果を聞いてみました。
ビッグ・シスターとは、4年生・5年生の上級生が、1年生・2年生の下級生に英語学習をサポートするチューター指導制度のことをいいます。4年生が1年生、5年生が2年生とそれぞれペアを組み、毎週1回、放課後の時間に英語を教えています。教える側も教わる側も希望制で、今年度は29組のペアで取り組んでいます。
英語に苦手意識があって始めたというK・Sさん(2年)とM・Oさん(1年)。「授業中、クラスの中で質問をするのはためらうけれど、ここなら1対1で勉強を教えてもらえるので、理解ができるようになりました」とその効果を話します。また、教える側のM・Nさん(5年)とH・Mさん(4年)も、「人に教えることは難しいけれど、教えることによって自分の知識を再確認できた」と手応えを感じているようです。
セブ島英語研修で英語漬けの2週間
今年度から始まったセブ島英語研修は、1年生~5年生の希望者を対象にしたマンツーマンによる英語研修です。2週間の滞在期間、日曜を除き毎日、朝から夕方まで授業があり、まさに英語漬けになります。そんな中、「リスニングが得意になった」「自分の言葉が通じて嬉しかった!」と話すA・Oさん(5年)とE・Kさん(2年)。滞在中は、英語の習得だけでなく、ボランティア活動に参加するなど、実り多い2週間だったようです。
こうして6人の生徒たちはそれぞれにクラスの授業のほかでも英語を学び、自らのコミュニケーションスキルの向上に励んでいます。
今回、インタビューに答えてくれた6人の生徒の声です!
ビッグ・シスター制度でペアを組んでいる M.Nさん(5年)とK.Sさん(2年)
■人に教えることで、自分の英語力を再認識することができました(M.Nさん)
■先輩が丁寧に教えてくれるので、英語が得意になりました。上級生になったら、教える側もやってみたいです(K.Sさん)
ビッグ・シスター制度でペアを組んでいる H.Mさん(4年)とM.Oさん(1年)
■「イングリッシュ・サマーキャンプ」に参加し、英語が好きになりました。英語の楽しさを知って欲しいという思いから、この制度に参加しました(H.Mさん)
■1年の中間テストで成績が悪く、このままではいけないと思い、参加しました。先輩のおかげで期末テストでは30点以上もアップ!(M.Oさん)
セブ語学研修に参加したE.Kさん(2年)とA.Oさん(5年)
■洋楽を聴くのが好きで、もっと英語を勉強したいと思い参加しました。リスニングはだいぶ上達したと思います(A.Oさん)
■ボランティア活動に参加し、自分は恵まれていることに気づかされました。これからも寄付をするなど、自分ができることで協力したいです(E.Kさん)
横浜富士見丘学園中等教育学校
[学校HP]http://www.fujimigaoka.ed.jp/
〒241-8502 神奈川県横浜市旭区中沢1-24-1
☎045-367-4380
最寄駅/相鉄本線「二俣川駅」徒歩12分。