友達と一緒だから、勉強も部活も頑張れる、“全寮制の毎日”を生徒が紹介します!
お兄さんも秀明生。前向きに楽しむ兄の姿に、自然な流れで入学
「秀明で学んで立派な大人になりたい」という品川実希さん。「将来の夢は医者になること。だから、医療系に強い秀明を選びました」と、伊沢泰志君。秀明で学びたいと自分で入学を決めたお二人ですが、お兄さんの影響も受けたと言います。
品川さんも伊沢君もお兄さんが秀明生。学校生活を前向きに楽しそうに送っているお兄さんを見て、ごく自然に入学を考えていたそうです。兄弟姉妹での入学者が多い秀明ですが、卒業生の親御さんの勧めで入学してくる生徒も増えています。自分の受けた教育の良さを実感できるからこそ、大切な人に勧めることができるのでしょう。
一番の楽しみは友達とのおしゃべり。毎日が修学旅行みたい
親元を離れての寮生活に「最初から寂しくなかった」という品川さんと伊沢君。先生や寮母さんの温かいフォローもありますが、やはり友達の存在が大きいと言います。寮での一番の楽しみは、「消灯前の自由時間に談話室でおしゃべりすること。お菓子を食べながら、みんなでおしゃべりするのが楽しい」と品川さん。伊沢君も「友達と過ごす時間が一番楽しい。いつもサッカーの話や部活の話で盛り上がっています」
月~金は寮生活、週末は自宅へ。4泊5日の寮生活で、メリハリのある生活
秀明生の6割以上は通学圏内に自宅がありますが、月曜日に登校し、金曜日に帰宅するという4泊5日の寮生活が基本。もちろん、帰宅が難しい遠方からの生徒には、週末も学校がしっかりとフォローしています。
週末は自宅で過ごす伊沢君は、「寮ではつねに決まった時間で動くから、家ではのんびりしていることが多い」。品川さんも「家族と話したり、宿題したりと、ゆっくりしています」と、学校で精いっぱい頑張っているぶん、家では思う存分リラックス。ゆっくり休んで、また翌週からの学習に取り組みます。
自然と身につく規則正しい生活習慣にお母さんもびっくり、自分もびっくり
「洗濯機の使い方も知らなかった」という伊沢君も、今では洗濯や部屋の掃除など、身の回りのことは自分でこなしています。「以前は一人で起きられなかったのに、今は一人で起きられるので、お母さんも僕もびっくりです。寮では朝6時40分から体操の時間なので、家でも自然と6時30分には起きてしまいます」
品川さんも「家の自分の部屋も、きちんと整頓ができるようになりました」と、規則正しい生活習慣が身につきました。
食事の挨拶や食べ終わったあとの食器の片づけを、ごく自然に行うわが子を、頼もしく感じる親御さんも多いそうです。
部活動が原動力!先輩とも楽しく交流
中学では全員が部活動に参加しています。品川さんは剣道部。
「部活では先輩と話す機会が多く、高校の先輩も手厚く教えてくれます」と、中学で始めた剣道を楽しんでいます。
伊沢君はサッカー部です。
「先生や先輩とサッカーの話ができるのもすごく楽しい」という伊沢君は、終えたばかりのイギリス英語研修での一番楽しい思い出も「サッカーを一日やったこと」と答えてくれたほど、サッカーが大好き。「サッカーができるから、勉強も頑張れます」と、部活動が今の伊沢君の原動力になっています。
みんな一緒だから、勉強も頑張れる!「夜間学習」は、昼間と同じ環境で
夕食を終えると再び“登校”して、夜の9時まで「夜間学習」が行われます。昼間と同じ先生が指導にあたるため、まったく昼間と同じ環境で学ぶことができます。「塾とかではなく、みんなで一緒に学べるのが楽しい」と品川さん。「夜間学習での自習時間で、英検の勉強ができるのが楽しい」と伊沢君。寮でも友達が頑張っている姿を見て、自分もやる気になると言います。良き“ライバル”たちと日々切磋琢磨しながら、集中した環境で学ぶことができるのも寮制の大きな魅力です。
寮生活を送る生徒たちを見守る先生の存在は大きく、通学制と比べて約1・5倍の時間を生徒と過ごします。「師弟一体」を大切にしている秀明。教頭の岩上昭夫先生にもお話を伺いました。
夢があるから頑張れる!先輩の頑張る姿が大きな刺激に
「入学時、『夢はありますか』と生徒に質問します。だんだん現実的に変わっていったとしても、夢がない子は頑張れません」と、岩上教頭。「その夢に向かって、教員も全力でサポートします。日々の学習のほかに、受験校が決まったら、卒業生を呼んで受験対策講座を開いたり、過去問題の準備や模擬集団面接を実施するなど、全校をあげてバックアップ体制を整えています。先輩が頑張る姿を目の前で見ることで、自分も頑張ろうと思えるのも寮のメリットです。高校生には、君らの先輩はこうだったよと、同じ条件のなかで頑張った先輩の話をすると、生徒はやる気を起こします。学校を卒業して終わりではなく、社会に出たあと、どういう生き方ができるのか。そのためには夢を見つける力をもたせることが大切」と岩上教頭は言います。「こうなりたいという生徒の夢があれば、我々も生徒のもっているものを引き出してあげることもできますし、形を変えても夢をかなえる提案をしたりと、いろいろな道筋の提示ができます」
合う子とうまくやるのは当たり前。合わない子とうまくやるのが秀明生
「先生、○○君のこんなところがすごいんだよ!」。秀明生は「お互いに認め合うのがとても上手」だと岩上教頭は言います。「みんな良いところは必ずあります。ゼロの子なんていません。寮生活だと人と人との距離が近いから、いろいろな面が見えてくるのでしょう。“片づけが上手”や“人の話を聴いてくれる”など、勉強している姿だけでなく、生活の様子を友人同士で見ることでお互いを認め合えるのだと思います。それでも、なかには気の合わない子もいます。気の合う子ばかりと付き合っているのは楽ですが、合わない子ともうまくやることで、教えたり、教え合ったりして、人は成長します。生徒から人間関係の悩みを相談されると、医師希望の子には、チーム医療を想像させると、納得しますね。そうして、公私の付き合い方を学んでいきます。中学生のうちは仲の良い子で固まっているだけだったのが、高校生になるとうまく役割を区分けして、人の受け入れ方ができるようになっていきます」と岩上先生。コミュニケーション能力が高いと言われる秀明生はこうした環境で育っています。
365日・24時間対応。生徒の気持ちに先生が応える
「この学校で教師をやっていくということは、24時間生徒をみること。そんな気持ちでつねに生徒に接してきました。24時間でも足りないくらい」と岩上教頭。
勉強でわからないことがあれば、すぐに先生に聞けるのが寮制の強みとはいえ、土日も泊まっている生徒に時間の都合がつく限り対応し、夏休みなどの長期休暇期間も可能な限り、電話やFAXでも対応するなど、秀明の先生方は生徒の勉強に対する意欲に全力で応えてくれます。
生徒たちは岩上教頭をはじめとした、熱心な先生方に365日、24時間見守られ、生き生きと充実した寮生活を送っています。
2013年度 司法試験に、秀明高等学校卒業生から、4名が合格
合格者の声
「寮生活での経験があったから、長期間にわたる 司法試験の受験勉強をムリなく計画的に継続できました」
「秀明で心身共に鍛えられたので最後まで頑張れました」
「規則正しい生活が基礎となって合格に役立ちました」
「勉強をしなければならないと追い込まれたときの底力は、寮生活で根づいたものでした」
秀明中学校
[学校HP]http://www.shumei.ac.jp
〒350-1175 埼玉県川越市笠幡4792
☎ 049-232-6611
最寄駅/JR川越線「笠幡駅」徒歩5分。JR川越線・東武東上線「川越駅」からバス「かすみ野入口」徒歩2分。